早稲田生であり、大手メーカー内定者のソチです。
就活では、企業の事業や特徴について理解する「企業研究」が重要です。
企業研究をすることで、面接で的確な発言ができますし、評価される志望動機の作成にも役立ちます。
しかし、どのように企業研究を深めれば良いのか、やり方がわからない就活生が多いでしょう。
私も就活生のときは、今考えると非効率的なやり方で、企業研究をしていました。
そこで、就活を終えた今だからわかる、簡単な企業研究のやり方について解説します。
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就活における企業研究の目的
まず初めに、就活生が企業研究をする目的を考えてみましょう。
私は、就活生が企業研究をすることには、以下の2つの目的があると考えています。
- 選考が通過する可能性を高める
- 入社したい企業であるかを確認する
選考が通過する可能性を高める
就活における企業研究の目的の1つは、選考が通過する可能性を高めることです。
企業研究を深めることで、面接を受けた企業の通過率を高めることができます。
逆に企業研究を一切していない企業の面接は、ほとんど通過しないでしょう。
それほど、企業研究は重要なことなのです。
企業研究が選考の通過率を高める理由として、以下の2つがあります。
- 入社意欲を示すことができる
- 能力があることを示すことができる
面接官は会話の内容で、就活生が企業研究をしてきたかどうかを見極められます。
企業研究をしていない就活生の志望動機やキャリアビジョンは、薄っぺらいことが多いからです。
そのため、企業研究をしていけば、面接官に入社意欲をアピールすることができます。
また、企業研究をすることで、的確な発言をすることができるようになります。
そのため、発言内容から、面接官に能力があることをアピールできます。
企業研究をすることで、ポイントを捉えた逆質問をすることも可能になります。
入社したい企業であるかを確認する
就活における企業研究の目的のもう1つは、入社したい企業であるかを確認することです。
就活は、企業が就活生を選ぶ場であると同時に、就活生が企業を選ぶ場でもあります。
企業研究をすることで、本当に自分が入社したい企業なのかを見極めることができます。
しっかりと企業研究をして就職先を決めることは、入社後のミスマッチを防ぎます。
企業研究で正しい情報を収集して、自分に合った企業なのかを確かめましょう。
このように、入社する価値がある企業なのかを確かめられることが、企業研究の目的の1つです。
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就活における簡単な企業研究のやり方
企業研究の目的を理解してもらえたところで、就活における簡単な企業研究のやり方を紹介します。
ここで紹介する企業研究は、文字通り「簡単な」企業研究のやり方です。
志望度が高い企業は、これに加えてさらに企業研究を深める必要があります。
この記事では、簡単な企業研究の方法として、以下の2つのことを紹介します。
- 企業研究で調べること
- 企業研究で調べることの調べ方
以上の2つのことを理解してもらうことで、効率的な企業研究ができると思います。
それでは、以上の2つのことについて、わかりやすく解説していきます。
就活における簡単な企業研究のやり方で調べること
まずは、企業研究において調べるべきことをまとめてみます。
企業研究において必ず調べることは、以下の5つの項目です。
- 事業内容
- 年収や福利厚生
- 企業の強み・弱み・将来性
- 社内の雰囲気や働きやすさ
- 求める人物像など採用情報
事業内容
基本的な項目ですが、企業がどのような事業を展開していてるのかを調べましょう。
事業内容を調べることで、入社後の仕事のイメージができるはずです。
そして、その事業では誰がお客様で、どのようなライバル(競合他社)がいるかを理解しましょう。
また、売上高における、それぞれの事業が占める割合(事業構成比)についても調べましょう。
さらに、海外展開の進み具合を確認するために、海外売上高比率も確認するようにしましょう。
事業内容で調べるべき項目をまとめてみると、以下のようになります。
- 事業内容
- 事業構成比
- 海外売上高比率
- 経営理念
- 社長
- 競合他社
- 商品
- 事業のお客様
- 事業をするときに関わる相手
事業内容では、以上の9つの項目について調べましょう。
経営理念や社長の経歴などについても、確認しておくと企業研究に役立ちます。
年収や福利厚生
次に、多くの就活生が気にしているであろう年収や福利厚生を調べましょう。
やりがいがありそうな仕事でも、年収が低ければ魅力は少なくなるでしょう。
家賃補助などの福利厚生も重要であるため、企業研究で確認しておきたいです。
年収や福利厚生については、説明会や面接で質問することをおすすめしません。
選考中ですので、入社意欲の高さがアピールできるようなことを聞くのが無難でしょう。
年収や福利厚生は、口コミサイトや内定後の面談で確認するようにしましょう。
企業の強み・弱み・将来性
企業研究では、企業の強み・弱み・将来性について調べることも欠かせません。
この項目を重点的に調べることが、評価される志望動機の作成などに役立ちます。
企業の強み・弱み・将来性を調べながら、企業にどのように貢献していきたかを考えましょう。
面接では、「競合他社ではなく、なぜ弊社が第一志望なの?」という質問をされます。
そのような質問に的確に答えるため、競合他社と比較しての特徴や強みを理解しておきましょう。
企業の強みや特徴を正確に理解することで、納得感のある回答をすることができます。
社内の雰囲気や働きやすさ
社内の雰囲気や働きやすさによって、入社後の生活がどのようなものになるかが決まります。
自分の性格や能力に合わない企業に入社してしまうと、入社後に後悔してしまいます。
入社してから「思っていた企業と違った…」とならないように、雰囲気や働きやすさは確認しておきましょう。
私が就活生を見ていて思うことは、「バリバリ働いて、たくさん稼ぎたい」を就活の軸にする人の多さです。
学生時代から様々なことに挑戦してきた人が、そのような軸を持つことに関しては何も思いません。
私が心配しているのは、学生時代をダラダラ過ごしていたのに、「バリバリ働いて、たくさん稼ぎたい」を軸にする人です。
サラリーマンとしてたくさん稼ぐことは、それだけ大変ですし、それなりの苦労があります。
学生時代に何もしていない人が、急にバリバリ働きたいと言い出すと、本当に大丈夫?と心配になります。
そのような軸を否定する気はありませんが、本当に自分にあった企業とは何かを考えてみましょう。
求める人物像など採用情報
求める能力や人物像は、企業によって全く違います。
企業の求める能力や人物像を知ることで、それに合わせた選考対策をすることができます。
選考の通過率を高めるためにも、企業の求める能力や人物像は確認しておきましょう。
また、有名企業であると、◯◯大学以上の学歴しか採用しない、ということがあります。
そのため、過去の採用大学を調べてみて、自分の大学が採用されているかを確認してみましょう。
採用される可能性が低い企業ばかりにエントリーすると、受験企業が全滅してしまいます。
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就活における簡単な企業研究のやり方での調べ方
ここまで、企業研究で調べるべき5つの項目を紹介しました。
次に、それら5つの項目をどのように調べれば良いのかを説明します。
企業研究をするときに役立つ調べ方は、以下の5つがあります。
- ホームページ
- パンフレット
- 口コミサイト
- 会社説明会・インターンシップ
- OB訪問
ホームページ
企業研究をする方法の1つは、コーポレートサイトや採用サイトを見ることです。
コーポレートサイトでは、事業内容や扱う商品、売上構成比などを知ることができます。
また、採用ホームページには、求める人物像や社員へのインタビューが掲載されていることが多いです。
ホームページでは、「中期経営計画」というものが特に就活に役立ちます。
中期経営計画には、事業の現状や今後の方針などが書かれています。
中期経営を参考にして、逆質問を考えることで、企業研究をしていることが伝わるでしょう。
パンフレット
会社説明会や合同説明会などでもらえるパンフレットも、企業研究に役立ちます。
パンフレットには、事業内容や売上構成比、海外売上高比率などがまとめられています。
ホームページでわざわざ調べる手間がなくなるため、効率的に企業研究ができます。
合同説明会や学内説明会に参加したときには、パンフレットをたくさんもらいましょう。
もらったパンフレットを家で見ることで、興味がある企業を見つけることができます。
口コミサイト
口コミサイトを見ることは、企業研究に欠かせません。
就活サイトで紹介しましたが、就活で役立つ口コミサイトにはVorkersや就活会議があります。
説明会や面接で質問しずらい年収や福利厚生を調べるときに、口コミサイトは役立ちます。
私は受験するすべての企業を、Vorkersや就活会議で調べていました。
ホームページではわからないような社風や残業時間も知ることができます。
ただ、それらの情報を鵜呑みにすることは危険なので、OB訪問などで実際に社員に確認してみましょう。
会社説明会・インターンシップ
会社説明会やインターンシップに参加すると、企業研究が深まります。
会社説明会やインターンシップで企業研究をすることの最大のメリットは、社員の生の声が聞けることでしょう。
社内の雰囲気については、実際に社員と話して肌で感じる情報を大切にしましょう。
会社説明会やインターンシップでは、社員に逆質問ができる時間があります。
どのような逆質問をすれば良いかわからないという方向けに、おすすめの逆質問をまとめました。
社員の方の反応が良かった逆質問をまとめているので、就活の参考にしてみてください。
OB訪問
具体的な仕事内容や雰囲気を理解できるのが、OB訪問です。
OB訪問では社員と1対1で話ができるため、聞きたいことをすべて聞くことができます。
入社後のミスマッチを防ぐためにも、志望する企業の社員にOB訪問をしてみましょう。
しかし、OB訪問を受け入れてくれる社会人を見つけることは大変です。
そこで、OB訪問の相手が見つけられるビズリーチ・キャンパスを利用しましょう。
ビズリーチ・キャンパスでは、OB訪問を受け入れている社会人に連絡をすることができます。
就活における簡単な企業研究のやり方まとめ
誰でもできる簡単な企業研究のやり方を紹介してきました。
改めて、この記事で紹介した内容をまとめてみたいと思います。
まず、企業研究で調べることには、以下の5つがあります。
- 事業内容
- 年収や福利厚生
- 企業の強み・弱み・将来性
- 社内の雰囲気や働きやすさ
- 求める人物像など採用情報
そして、それらの項目を調べる方法として、以下の5つの方法を紹介しました。
- ホームページ
- パンフレット
- 口コミサイト
- 会社説明会・インターンシップ
- OB訪問
これらのやり方で企業研究をすれば、企業研究は万全となります。
企業研究の深さは、志望度や選考難易度によって調整しつつ、効率的に就活を進めていきましょう。
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