企業研究シリーズでは、早稲田生ソチが企業研究のお手伝いをしていきます。
今回は、「オンリーワンを積み重ね、No.1へ」をビジョンに掲げ、お酒の製造・販売をするサッポロビール株式会社を紹介します。
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サッポロビールの会社概要
サッポロビールの基本的な情報をまずは紹介します。
- 社長 高島英也
- 従業員 2,174名(男1,829名 女345名)
- 平均年齢 43.1歳(男43.7歳 女39.6歳)
- 平均勤続年数 18.8年(男19.5年 女15.6年)
- 年間休日 120日
- 夏期休暇 なし
- 年末年始休暇 12月30日〜1月4日
- 有休取得平均 13.9日
- 3年後離職率 8.1%
- 平均年収 820万円
- ボーナス 4.7ヶ月
- 大卒初任給 213,000円
サッポロビールは、高価格帯ビールに強みを持つビール類国内4位の企業です。
年功序列から能力主義へと制度が変わってきていると聞きました。
そのため、日系の大手企業に就職したいけど、能力主義の評価制度が良いと思っている方に合う企業です。
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サッポロビールの業績
サッポロビールの親会社は、酒類、食品・飲料、外食、不動産事業を展開しているサッポロホールディングスです。
ここでは、そのサッポロホールディングスの業績を紹介します。
こちらが、2016年の財務関連データです。(単位:百万円)
- 売上高 541,847
- 営業利益 20,267
- 経常利益 19,202
- 純利益 9,469
サッポロホールディングスの売上高は、サントリー、キリン、アサヒの1/3以下となっています。
傘下にサッポロビール、サッポロインターナショナル、ポッカサッポロフード&ビバレッジなどを持っています。
国際事業の売上高比率は、約13%です。
サッポロビールの事業内容
サッポロビールの親会社であるサッポロホールディングスは、5つの事業を展開しています。
それでは、サッポロホールディングスの主な事業である国内酒類事業、国際事業、食品・飲料事業、外食事業、不動産事業を紹介します。
国内酒類事業
国内酒類事業では、サッポロビール株式会社がお酒を製造・販売しています。
ビール類国内4位であり、ワイン事業を第二の柱として育てるため注力しています。
国内酒類事業は、サッポロホールディングスの売上高の約51%を占めます。
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国際事業
国際事業では、サッポロインターナショナル株式会社が国際事業を展開しています。
サッポロブランドは、アメリカでアジアのビールとしてNo.1の地位を占めています。
国際事業は、サッポロホールディングスの売上高の約13%を占めます。
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食品・飲料事業
食品・飲料事業では、ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社が、食品や飲料に関わるビジネスを国内外で展開しています。
レモン製品、スープ、各種飲料を中心に販売するとともに、ヘルスケアやナチュラルフード等の新規カテゴリー創出に注力しています。
食品・飲料事業は、サッポロホールディングスの売上高の約25%を占めます。
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外食事業
外食事業では、株式会社サッポロライオンが「銀座ライオン」をはじめ、「ヱビスバー」「くつ炉ぎ・うま酒 かこいや」など、洋食・和食などさまざまな業態を展開しています。
東京銀座に日本初のビヤホールを開店して以来、外食産業のパイオニアとして各種飲食店を経営しています。
外食事業は、サッポロホールディングスの売上高の約5%を占めます。
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不動産事業
不動産事業では、サッポロ不動産開発株式会社が不動産の賃貸・管理・運営・開発を展開しています。
主要事業には、「恵比寿ガーデンプレイス」と「サッポロファクトリー」「GINZA PLACE」を中心とした都市開発事業および不動産事業があります。
不動産事業は、サッポロホールディングスの売上高の約4%を占めます。
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サッポロビールの強み・弱み
サッポロビールの事業内容が理解できたところで、強みと弱みを紹介していきます。
転職の口コミサイトなどを見て、強みや弱みとして挙げられることが多かったものをまとめてみました。
サッポロビールの強み
サッポロビールの強みとしては、以下のようなことが考えられます。
- 作りたい商品を具現化できる技術力
- サッポロや恵比寿などのビールブランド
- 伝統とブランド力
- 好立地にある不動産事業
サッポロビールの弱み
サッポロビールの弱みとしては、以下のようなことが考えられます。
- 国内酒類事業に頼りすぎている
- マーケティング力
- 古い体質
- スピード感に欠ける
強みはビールのブランド力、弱みはスピード感に欠けることなどを挙げる社員がいました。
意思決定の遅さは多くの大企業が抱える課題です。考え方を変えれば、リスクに敏感な企業ともいえます
サッポロビールの選考内容
ここからは、サッポロビールの新卒採用の選考内容を解説していきます。
サッポロビールの新卒採用の選考内容として、以下の4つをまとめてみます。
- 求める人物像
- 採用人数
- インターンシップ
- 本選考
サッポロビールの求める人物像
サッポロビールの求める人物像は、「『で、どうする?』と何事においても主体的に考え、周りを巻き込み行動できる人財」です。
サッポロビールでは、若手から責任のある仕事を任せてもらえます。
そのため、自ら考え行動できるような主体性に長けた人材を求めているようです。
サッポロビールの採用人数
サッポロビールの採用人数は、文系50名・理系15名ぐらいの年が多いです。
過去の採用大学を見るとレベルが高く、内定者は基本的にMARCH以上の学歴が多いようです。
社員は明るくハキハキとした方、体育会系の雰囲気の方がたくさんいる印象を持ちました。
サッポロビールのインターンシップ
サッポロビールでは、インターンシップが開催される年が多いようです。
インターンシップに参加すると、サッポロビールの事業内容や仕事内容についての理解が深まります。
インターンシップに参加するべき理由は、こちらでくわしく解説しているので参考にしてください。
サッポロビールの本選考
サッポロビールの本選考の内容について解説します。
文系の選考フローは、「エントリーシート・WEBテスト→グループディスカッション→1次面接→最終面接→内定」です。
サッポロビールは有名な大手企業であり、平均年収が高いためとても倍率が高いです。
サッポロビールのような人気の大手企業では、エントリーシートの通過率がとても低いです。
そのため、サッポロビールの内定者の通過エントリーシートを参考にして、構成や書き方を学ぶことが重要です。
サッポロビールの内定者のエントリーシートは、Unistyleに掲載されているので確認するようにしましょう。
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サッポロビールの企業研究まとめ
サッポロビールを様々な項目から企業研究をしました。
サッポロビールの事業内容や選考内容への理解を深めることはできたでしょうか。
本選考でエントリーするときには、中期経営計画やOB訪問などでさらに企業研究を深めるようにしましょう。
企業研究を深めるためには、サッポロビールの社員にOB訪問をして話を聞くことが役立ちます。
ビズリーチ・キャンパスでは、OB訪問を受け付けているサッポロビールの社員を見つけることができます。
実際にOB訪問をしてみることで、仕事内容や雰囲気を理解しましょう。
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