企業研究シリーズでは、早稲田生ソチが企業研究のお手伝いをしていきます。
今回は、乳製品やアイスクリーム、健康食品などを展開する森永乳業株式会社を紹介します。
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森永乳業の会社概要
まずは森永乳業の基本的な情報を紹介します。
- 社長 宮原道夫
- 従業員 3,035名(男2,455名 女580名)
- 平均年齢 38.1歳(男38.6歳 女35.8歳)
- 平均勤続年数 14.9年(男15.2年 女13.4年)
- 年間休日 121日
- 夏期休暇 有休で取得
- 年末年始休暇 連続5日
- 有休取得平均 12.0日
- 新卒3年後離職率 0%
- 平均年収 721万円
- ボーナス 168.5万円(5.64ヶ月)
- 大卒初任給 213,000円
- 修士初任給 229,000円
口コミサイトを見ると、30歳で年収は600万円ぐらいもらえるようです。
30歳になるまでは会社が家賃の8割を負担してくれるなど、福利厚生が整っています。
食品メーカーを目指す就活生にとっての憧れであり、最難関の企業の1つが森永乳業です。
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森永乳業の企業理念
森永乳業の企業理念を紹介します。
森永乳業の企業理念は、コーポレートスローガンと経営理念から成り立ちます。
森永乳業のコーポレートスローガンは、「かがやく”笑顔”のために」です。
そして、森永乳業の経営理念は、「乳で培った技術を活かし 私たちならではの商品をお届けすることで 健康で幸せな生活に貢献し豊かな社会をつくる」です。
森永乳業は、「商品を通じて心と身体の健康と幸せに貢献することで笑顔を生み出したい」というスローガンを掲げています。
森永乳業の業績
森永乳業の業績を紹介します。
こちらが、2018年の財務関連データです。(単位:百万円)
- 売上高 592,087
- 営業利益 21,684
- 経常利益 22,355
- 純利益 15,781
中期経営計画によると、2020年には売上高を6400億円にするとの目標を立てました。
そして、健康志向の高まりによる機能性食品の伸長に対応した商品を展開していきます。
食品メーカーの課題であるグローバル化は進んでおらず、海外売上高比率は6%程度です。
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森永乳業の事業内容
森永乳業の事業内容を紹介します。
森永乳業は様々なジャンルの商品を扱っており、以下の4つの事業を展開しています。
- BtoC事業
- 機能性・食品素材事業(BtoB事業)
- 健康栄養事業
- 国際事業
BtoC事業
BtoC事業では、チルドカップ飲料、アイスクリーム、乳製品などを展開しています。
森永乳業の売上高に占めるBtoC事業の割合は、約50%です。
今後は、売上高の向上よりも収益性の改善に注力していくようです。
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機能性・食品素材事業(BtoB事業)
BtoB事業では、クリームなどのさまざまな乳原料商品やビフィズス菌、ラクトフェリン、乳素材などの機能性素材を提供しています。
森永乳業の売上高に占めるBtoB事業の割合は、約16%です。
事業別の売上高では、BtoC事業に続いて2番目に大きい売上を持っています。
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健康栄養事業
健康栄養事業では、育児用粉ミルクを中心とする栄養食品、サプリメントなどの通信販売、子会社のクリニコが展開する流動食などを展開しています。
森永乳業の売上高に占める健康栄養事業の割合は、約8%です。
健康栄養事業では、健康志向の高まりによって生じるニーズを捉えた商品の開発に注力していきます。
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国際事業
国際事業では、ドイツにあるミライ社の乳原料製造販売事業、育児用調製粉乳の輸出事業などを展開しています。
森永乳業の売上高に占める国際事業の割合は約6%です。
国際事業の展開としては、海外でのブランド認知向上に注力していくようです。
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森永乳業の強み・弱み
森永乳業の事業内容が理解できたところで、強みと弱みを紹介していきます。
転職の口コミサイトなどを見て、強みと弱みとして挙げられることが多かったものをまとめてみました。
森永乳業の強み
森永乳業の強みとしては、以下のようなことが挙げられます。
- 認知度、ブランド力の高さ
- ロングセラー商品を持っている
- 多角化しており、安定している
- 社内の雰囲気が良い
森永乳業の弱み
森永乳業の弱みとしては、以下のようなことが挙げられます。
- チャレンジ精神に欠ける
- 新しい発想
- 海外展開が遅れている
- マーケティング力
森永乳業の選考を通じては、穏やかな社員が多いと感じました。
穏やかな社員が多いからなのか「チャレンジ精神」を弱みとしてあげる意見が多かったです。
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森永乳業の選考内容
森永乳業の新卒採用の選考内容を解説していきます。
森永乳業の新卒採用の選考内容として、以下の4つをまとめてみます。
- 求める人物像
- 採用人数
- インターンシップ
- 本選考
森永乳業の求める人物像
森永乳業の求める人物像は、「強い想いを持って挑戦し続ける人材」です。
森永乳業の面接では、入社後のキャリアビジョンを明確に持つことや論理的に話すことが重要だと感じました。
OB訪問などを通じて、森永乳業で働くことを具体的にイメージできるようになりましょう。
森永乳業の採用人数
森永乳業の採用人数は、文系35名・理系50名ぐらいの年が多いです。
倍率が高い食品メーカーにおいても、森永乳業の倍率はかなり高い方だと予想されます。
森永乳業の選考で会う就活生は、ほとんどがMARCH・関関同立以上の学歴でした。
森永乳業のインターンシップ
森永乳業では、インターンシップが開催される年が多いです。
インターンシップに参加すると、森永乳業の事業内容や仕事内容についての理解が深まります。
インターンシップに参加するべき理由は、こちらでくわしく解説しているので参考にしてください。
森永乳業の本選考
森永乳業の本選考について解説します。
文系の選考フローは、「エントリーシート・WEBテスト→グループディスカッション→面接2回→内定」が多いようです。
森永乳業は人気の食品メーカーであるため、早稲田の友人でもエントリーシートで落ちている人が多くいました。
森永乳業などの大手食品メーカーから内定をもらうためには、エントリーシートが最初の難関です。
対策としては、森永乳業の内定者のエントリーシートを見て、受かるエントリーシートの特徴を学ぶことが重要です。
森永乳業の内定者のエントリーシートは、Unistyleに掲載されているので確認するようにしましょう。
森永乳業の企業研究まとめ
大手食品メーカーである森永乳業について、様々な項目から分析をしました。
森永乳業の事業内容や選考内容への理解を深めることはできたでしょうか。
本選考でエントリーするときには、中期経営計画やOB訪問などでさらに企業研究を深めるようにしましょう。
企業研究を深めるためには、森永乳業の社員にOB訪問をして話を聞くことがおすすめです。
ビズリーチ・キャンパスでは、OB訪問を受け付けている森永乳業の社員を探すことができます。
実際にOB訪問をしてみることで、仕事内容や雰囲気を理解しましょう。
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