企業研究シリーズでは、早稲田生ソチが企業研究のお手伝いをしていきます。
今回は、乳製品や飲料、ヨーグルト、デザートなどを展開する雪印メグミルク株式会社を紹介します。
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雪印メグミルクの会社概要
まずは、雪印メグミルクの基本的な情報を紹介します。
- 社長 西尾啓治
- 従業員 3,027名(男2,602名 女425名)
- 平均年齢 39.7歳(男40.3歳 女36.1歳)
- 平均勤続年数 13.7年(男14.0年 女12.4年)
- 年間休日 122日
- 夏期休暇 有休で取得
- 年末年始休暇 12月29日〜1月3日
- 有休取得平均 11.1日
- 3年後離職率 11.7%
- 平均年収 694万円
- ボーナス 193万円(5.5ヶ月)
- 大卒初任給 213,000円
- 修士初任給 225,000円
- 博士初任給 250,000円
口コミサイトを見ると、年収は30歳で500〜600万円ぐらいです。
住宅手当として、家賃の75%を会社が負担してくれるようです。
有名な大手企業であるため、福利厚生が整っている会社だと感じました。
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雪印メグミルクの企業理念
雪印メグミルクの企業理念を紹介します。
雪印メグミルクの企業理念は、以下の2つの要素から成り立ちます。
- 私たちの使命
- コーポレートスローガン
雪印メグミルクの「私たちの使命」は以下の通りです。
- 消費者重視経営の実践
- 酪農生産への貢献
- 乳(ミルク)にこだわる
そして、雪印メグミルクの経営理念が「未来は、ミルクの中にある」です。
このように雪印メグミルクは、ミルクにこだわりを持っている企業です。
栄養価がたくさん入ったミルクの新しい価値を創造してみたい人は、雪印メグミルクが合うかもしれません。
雪印メグミルクの業績
雪印メグミルクの業績を紹介します。
こちらが、2017年の財務関連データです。(単位:百万円)
- 売上高 587,935
- 営業利益 18,753
- 経常利益 20,269
- 純利益 12,988
中期経営計画によると、2026年に売上高7000〜8000億円を目指しているようです。
国内・世界ともに乳製品市場は伸長していくため、今後も収益基盤は乳製品となるでしょう。
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雪印メグミルクの事業内容
雪印メグミルクの事業内容を紹介します。
雪印メグミルクでは様々なジャンルの商品を扱っており、事業は以下の通りです。
- 乳製品事業
- 飲料・デザート類事業
- 飼料・種苗事業
- その他事業
乳製品事業
乳製品事業では、バターやマーガリン、チーズ、練乳などを販売しています。
乳製品事業の売上高に占める割合は約40%です。
乳製品事業は雪印メグミルクの収益基盤であり、今後も主力事業として収益を支えるでしょう。
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飲料・デザート類事業
飲料・デザート類事業では、牛乳やヨーグルト、飲料、クリームなどを販売しています。
飲料・デザート類事業の売上高に占める割合は約47%です。
飲料・デザート事業は、雪印メグミルクの事業別売上高ナンバーワンです。
しかし利益率が低いため、営業利益では乳製品事業に大きく負けており、収益性を改善することが今後の課題です。
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飼料・種苗事業
飼料・種苗事業では、牛用飼料、牧草・飼料作物種子、野菜種子等の製造・販売をしています。
飼料・種苗事業の売上高に占める割合は約7%です。
ミルクを扱う会社であるため、酪農生産への貢献や支援に積極的です。
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その他事業
その他事業では、不動産賃貸、共同配送センター事業、飲食店・売店の経営等の事業を展開しています。
その他事業の売上高に占める割合は約6%です。
その他事業は、他の事業と比較して利益率が高いです。
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雪印メグミルクの強み・弱み
雪印メグミルクの事業内容が理解できたところで、強みと弱みを紹介していきます。
転職の口コミサイトなどを見て、強みと弱みとして挙げられることが多かったものをまとめてみました。
雪印メグミルクの強み
雪印メグミルクの強みとしては、以下のようなことが挙げられます。
- 認知度、ブランド力
- 乳製品市場の伸長
- ロングセラー商品を多く持っている
- バターやチーズは業界トップクラス
- 伝統・技術力
雪印メグミルクの弱み
雪印メグミルクの弱みとしては、以下のようなことが挙げられます。
- チャレンジ精神に欠ける
- 商品開発力が弱い
- 過去の不祥事
- 酪農家の減少
乳製品で圧倒的なシェアとブランド力を誇っていることが、雪印メグミルクの特徴です。
チャレンジ精神に欠けるという弱みは、大手の食品メーカーに共通する課題でしょう。
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雪印メグミルクの選考内容
雪印メグミルクの新卒採用の選考内容を解説していきます。
雪印メグミルクの新卒採用の選考内容として、以下の4つをまとめてみます。
- 求める人物像
- 採用人数
- インターンシップ
- 本選考
雪印メグミルクの求める人物像
雪印メグミルクの求める人物像は以下の通りです。
- 自分から動き出せる人
- チャレンジを楽しめる人
- 周囲と協力してチカラを重ねていける人
雪印メグミルクでは、チャレンジ、主体性、チームワークを大切にしています。
そのため、上記の3つの能力があることをアピールできるエピソードがあると良いでしょう。
雪印メグミルクの採用人数
雪印メグミルクの採用人数は、文系25名・理系35名ぐらいの年が多いです。
雪印メグミルクは人気企業であるため、倍率は100倍を超えています。
過去の採用大学を見てみると、MARCH以上の学歴が多い印象でした。
雪印メグミルクのインターンシップ
雪印メグミルクでは、インターンシップが開催される年が多いです。
インターンシップに参加すると、雪印メグミルクの事業内容や仕事内容についての理解が深まります。
インターンシップに参加するべき理由は、こちらでくわしく解説しているので参考にしてください。
雪印メグミルクの本選考
雪印メグミルクの本選考を紹介します。
文系の選考フローは、「エントリーシート→グループディスカッション→面接2回→内定」が多いようです。
雪印メグミルクは人気の食品メーカーであるため、早稲田の友人でもエントリーシートで落ちている人が多くいました。
雪印メグミルクなどの大手食品メーカーから内定をもらうためには、エントリーシートが最初の難関です。
対策としては、雪印メグミルクの内定者のエントリーシートを見て、受かるエントリーシートの特徴を学ぶことが重要です。
雪印メグミルクの内定者のエントリーシートは、Unistyleに掲載されているので確認するようにしましょう。
雪印メグミルクの企業研究まとめ
大手食品メーカーである雪印メグミルクについて、様々な項目から分析をしました。
雪印メグミルクの事業内容や選考内容への理解を深めることはできたでしょうか。
本選考でエントリーするときには、中期経営計画やOB訪問などでさらに企業研究を深めるようにしましょう。
企業研究を深めるためには、雪印メグミルクの社員にOB訪問をして話を聞くことがおすすめです。
ビズリーチ・キャンパスでは、OB訪問を受け付けている雪印メグミルクの社員を探すことができます。
実際にOB訪問をしてみることで、仕事内容や雰囲気を理解しましょう。
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