企業研究シリーズでは、早稲田生ソチが企業研究のお手伝いをしていきます。
今回は電子顕微鏡で世界首位、半導体や医用機器も展開する日本電子を紹介します。
ソチ
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日本電子の会社概要
まずは日本電子の基本的な情報を紹介します。
- 社長 栗原権右衛門
- 従業員 1,899名( 男1,619名 女280名 )
- 平均年齢 43.4歳( 男43.7歳 女41.5歳 )
- 平均勤続年数 16.9年( 男17.1年 女15.7年 )
- 年間休日 129日
- 夏期休暇 連続9日
- 年末年始休暇 連続10日
- 有休取得平均 10.5日
- 新卒3年後離職率 6.3%
- 平均年収 746万円
- ボーナス 4.0ヶ月
- 大卒初任給 210,500円
- 修士初任給 234,500円
- 博士初任給 263,000円
日本電子は年間休日129日からわかるように、ワークライフバランスが取れる企業です。
ゴールデンウイーク、夏期休暇、年末年始休暇のどの長期休暇でも、9連休ぐらい取れるようです。
穏やかな社員が多い企業ですので、まったりと働きたい人にはおすすめです。
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日本電子の経営理念
日本電子の経営理念を紹介します。
日本電子の経営理念は、「日本電子は、『創造と開発』を基本とし、常に世界最高の技術に挑戦し、製品を通じて、科学の進歩と社会の発展に貢献します」です。
日本電子は高い技術力を持っており、事業内容では科学の進歩に貢献しています。
日本電子の業績
日本電子の業績を紹介します。
こちらが、2017年の財務関連データです。(単位:百万円)
- 売上高 99,698
- 営業利益 2,076
- 経常利益 1,724
- 純利益 595
2017年の業績は、あまり良くなかったようです。
グローバル化に注力しており、海外売上高比率は約6割となっています。
海外30カ国に拠点があり、約100名が海外駐在をしているようです。
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日本電子の事業内容
日本電子は総合理科学機器メーカーとして、ニッチ市場で汎用化が難しい製品を多く扱っています。
日本電子の事業内容は、以下の3つがあります。
- 理科学・計測機器事業
- 産業機器事業
- 医用機器事業
理科学・計測機器事業
理科学・計測機器事業では、電子光学機器、分析機器、計測検査機器を扱っています。
日本電子の電子顕微鏡は、世界トップシェアです。
理科学・計測機器事業は、日本電子の売上高の約70%を占めています。
産業機器事業
産業機器事業では、半導体関連機器、産業機器を扱っています。
産業機器事業は、日本電子の売上高の約10%を占めています。
電子ビームを用いた3Dプリンターを2018年に発売しました。
電子ビーム描画装置を製造している企業は、日本電子を含めて国内に2社しかないようです。
医用機器事業
医用機器事業では、自動分析装置、検体搬送システムなどを扱っています。
生化学自動分析装置は、8年連続でトップシェアを誇っています。
理科学・計測機器事業は、日本電子の売上高の約20%を占めています。
日本電子の強み・弱み
日本電子の事業内容が理解できたところで、強みと弱みを紹介していきます。
転職の口コミサイトなどを見て、強みと弱みとして挙げられることが多かったものをまとめてみました。
日本電子の強み
日本電子の強みとしては、以下のようなことが挙げられます。
- 高い技術力とブランド力
- ニッチな業界での高いシェア
- グローバルシェアも高い
- 景気の動向にあまり左右されない
日本電子の弱み
日本電子の弱みとしては、以下のようなことが挙げられます。
- 営業力に欠ける
- 昔ながらの古い体質
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日本電子の選考内容
日本電子の新卒採用の選考内容を解説していきます。
日本電子の新卒採用の選考内容として、以下の4つをまとめてみます。
- 求める人物像
- 採用人数
- インターンシップ
- 本選考
日本電子の求める人物像
日本電子の求める人物像は、「常に夢と志を持ち、何事にも果敢に挑戦できる人材」です。
求める人材には挑戦できる人材と書かれていますが、日本電子自体は保守的な企業という印象です。
選考を通じては、海外売上高比率が高いため、グローバルに働きたい人が求められているように感じました。
日本電子の採用人数
日本電子の採用人数は、文系10人・理系15人ぐらいの年が多いです。
日本電子は人物重視の採用を実施しており、面接時間がとても長いという特徴があります。
過去の採用大学を見てみると、様々なレベルの大学からの採用実績があります。
日本電子のインターンシップ
日本電子では、インターンシップが開催される年が多いです。
インターンシップに参加すると、日本電子の事業内容や仕事内容についての理解が深まります。
インターンシップに参加するべき理由は、こちらでくわしく解説しているので参考にしてください。
日本電子の本選考
日本電子の本選考について紹介します。
文系の選考フローは、「会社説明会・筆記試験→エントリーシート→面接2回→内定」が多いようです。
面接2回で内定となりますが、2回とも50分間の長い時間での面接です
日本電子などの大手メーカーから内定をもらうためには、エントリーシートが最初の難関です。
対策としては、日本電子の内定者のエントリーシートを見て、受かるエントリーシートの特徴を学ぶことが重要です。
日本電子の内定者のエントリーシートは、Unistyleに掲載されているので確認するようにしましょう。
日本電子の企業研究まとめ
大手メーカーである日本電子について、様々な項目から分析をしました。
日本電子の事業内容や選考内容への理解を深めることはできたでしょうか。
本選考でエントリーするときには、中期経営計画やOB訪問などでさらに企業研究を深めるようにしましょう。
企業研究を深めるためには、日本電子の社員にOB訪問をして話を聞くことがおすすめです。
ビズリーチ・キャンパスでは、OB訪問を受け付けている日本電子の社員を探すことができます。
実際にOB訪問をしてみることで、仕事内容や雰囲気を理解しましょう。
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