企業研究シリーズでは、早稲田生ソチが企業研究のお手伝いをしていきます。
今回は総合電機の国内最大手メーカーであり、売上高は9兆円を超える株式会社日立製作所を紹介します。
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日立製作所の会社概要
まずは、日立製作所の基本的な情報を紹介します。
- 社長 東原敏昭
- 従業員 35,631名
- 平均年齢 41.4歳
- 平均勤続年数 18.6年
- 年間休日 123日
- 夏期休暇 有休で取得
- 年末年始休暇 あり
- 有休取得平均 16.3日
- 平均年収 850万円
- 大卒初任給 210,500円
- 修士初任給 234,500円
日立製作所は、総合電機の国内最大手メーカーです。
メーカーとしては高年収であり、30歳で年収650万円を超える社員が多いようです。
ワークライフバランスの調整が取りやすい企業であり、有休取得率が高いという特徴があります。
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日立製作所の業績
日立製作所の業績を紹介します。
こちらが、2017年の財務関連データです。(単位:百万円)
- 売上高 9,162,264
- 営業利益 541,483
- 経常利益 469,091
- 純利益 231,261
日立製作所は、売上高が9兆円を超える数少ない企業の1つです。
海外売上高比率は約50%であり、アジアを中心に北米や欧州での事業も好調で増収となっています。
日立製作所の事業内容
日立製作所は総合電機の国内最大手メーカーであり、事業内容も幅広いです。
日立製作所の事業領域は、以下の8つです。
- 情報・通信システム事業
- 電子装置・システム事業
- 社会・産業システム事業
- 建設機械事業
- 高機能材料事業
- 生活・エコシステム事業
- オートモティブシステム事業
- その他事業
情報・通信システム事業
情報・通信システム事業では、データ活用を支えるITソリューションを提供しています。
情報・通信システム事業は、日立製作所の売上高の約20%を占めます。
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電子装置・システム事業
電子装置・システム事業では、半導体製造装置や放送・映像システム、ヘルスケアソリューションなどを展開しています。
電子装置・システム事業は、日立製作所の売上高の約12%を占めます。
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社会・産業システム事業
社会・産業システム事業では、鉄道車両・運行管理システムや昇降機、水ソリューション、産業ソリューションなどを展開しています。
社会・産業システム事業は、日立製作所の売上高の約23%を占めます。
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建設機械事業
建設機械事業では、油圧ショベルをはじめとする建設機械の販売からサービス・メンテナンスまでを展開しています。
建設機械事業は、日立製作所の売上高の約7%を占めます。
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高機能材料事業
高機能材料事業では、自動車やIT・家電、産業・社会インフラ関連分野などにおける高度な機能を支えています。
高機能材料事業は、日立製作所の売上高の約14%を占めます。
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生活・エコシステム事業
生活・エコシステム事業では、キッチン・家事製品や照明・住宅設備機器、冷凍・空調機器を展開しています。
生活・エコシステム事業は、日立製作所の売上高の約6%を占めます。
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オートモティブシステム事業
オートモティブシステム事業では、先進車両制御システムなどを展開しています。
オートモティブシステム事業は、日立製作所の売上高の約10%を占めます。
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その他事業
その他事業では、光ディスクドライブなどの製造・販売、不動産の分譲販売などを展開しています。
その他事業は、日立製作所の売上高の約6%を占めます。
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日立製作所の強み・弱み
日立製作所のの事業内容が理解できたところで、強みと弱みを紹介していきます。
転職の口コミサイトなどを見て、強みと弱みとして挙げられることが多かったものをまとめてみました。
日立製作所の強み
日立製作所の強みとしては、以下のようなことが考えられます。
- 国内におけるシェアとブランド力
- 幅広い事業と製品
- 社会インフラ事業に注力している
- 事業の選択と集中が進んでいる
日立製作所の弱み
日立製作所の弱みとしては、以下のようなことが考えられます。
- 意思決定の遅さ
- シェアトップの事業が少ない
強みは国内でのブランド力、弱みは意思決定の遅さを挙げる社員が多くいました。
意思決定の遅さは多くの大企業が抱える課題です。考え方を変えれば、リスクに敏感な企業ともいえます。
日立製作所の選考内容
日立製作所の新卒採用の選考内容を解説していきます。
日立製作所の新卒採用の選考内容として、以下の4つをまとめてみます。
- 求める人物像
- 採用人数
- インターンシップ
- 本選考
日立製作所の求める人物像
日立製作所の求める人物像は、「自らの知識、経験を駆使し、お客様や社会の課題に対し新しい価値を創り出せる人財」です。
求める人物像を見ると、主体的に信頼を獲得できる人材を求めているようです。
日立製作所には、日本の大手企業らしい特徴を持っているという印象を持っています。
日立製作所の採用人数
日立製作所の採用人数は、文系100名、理系500名ぐらいの年が多いです。
過去の採用大学を見るとレベルが高く、内定者はMARCH以上の学歴が多いようです。
採用人数が多いため、人事は多くの学生と面接をしなくてはなりません。
そのため、短い面接時間で印象を残せるように、わかりやすく個性や能力を示すことが内定につながります。
日立製作所のインターンシップ
日立製作所では、インターンシップが開催される年が多いです。
インターンシップに参加すると、日立製作所の事業内容や仕事内容についての理解が深まります。
インターンシップに参加するべき理由は、こちらでくわしく解説しているので参考にしてください。
日立製作所の本選考
日立製作所の本選考の内容について解説します。
選考フローは職種により異なりますが、「エントリーシート・WEBテスト→グループワーク→模擬面接→最終面接→内定」が多いようです。
面接は考え方やエピソードを深掘りされるため、就活対策を徹底することが重要です。
日立製作所は超人気企業であるため、エントリーシートの通過率は低いです。
そのため、日立製作所の内定者のエントリーシートを見て、受かるエントリーシートの特徴を学ぶことが重要です。
日立製作所の内定者のエントリーシートは、Unistyleに掲載されているので確認するようにしましょう。
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日立製作所の企業研究まとめ
日立製作所を様々な項目から分析をしました。
日立製作所の事業内容や選考内容への理解を深めることはできたでしょうか。
本選考でエントリーするときには、中期経営計画やOB訪問などでさらに企業研究を深めるようにしましょう。
企業研究を深めるためには、日立製作所の社員にOB訪問をして話を聞くことがおすすめです。
ビズリーチ・キャンパスでは、OB訪問を受け付けている日立製作所の社員を見つけることができます。
実際にOB訪問をしてみることで、仕事内容や雰囲気を理解しましょう。
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