早稲田生であり、大手メーカー内定者のソチです。
今回は、大手医療機器メーカーであるキヤノンメディカルシステムズの企業研究をしていきます。
キヤノンメディカルシステムズは、画像診断装置に強みをもつ医療機器メーカーです。
この記事では、キヤノンメディカルシステムズの会社概要や選考内容を深掘りしていきます。
ソチ
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目次
キヤノンメディカルシステムズの会社概要
まずは、キヤノンメディカルシステムズの基本的な情報を紹介します。
- 社長 瀧口登志夫
- 従業員 4,801名
- 平均年齢 44.3歳
- 平均勤続年数 20.0年
- 年間休日 126日
- 夏期休暇 あり
- 年末年始休暇 あり
- 有休取得平均 15.5日
- 3年後離職率 3.1%
- 平均年収 853万円
- 平均ボーナス 239万円
- 大卒初任給 210,500円
- 修士初任給 234,500円
- 博士初任給 281,000円
キヤノンメディカルシステムズは、もともと東芝の子会社でした。
しかし、東芝の構造改革を受けてキヤノンの子会社となり、キヤノンメディカルシステムズという社名となりました。
キヤノンメディカルシステムズは、ワークライフバランスが整っていると言われることがあります。
多くの企業では有休が20日付与されますが、キヤノンメディカルシステムズでは有給が24日付与されます。
平均有休取得も15.5日となっており、私が知っている企業の中では1番高い数値となっています。
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キヤノンメディカルシステムズの経営理念
キヤノンメディカルシステムズの経営理念と経営スローガンを紹介します。
キヤノンメディカルシステムズの経営理念がこちらです。
- 健康と尊い命を守る医療に貢献します。
- 高品質で信頼性のある「商品」と適切な「サービス」を提供します。
- お客様と共に歩み・成長していく企業を目指します。
そして、キヤノンメディカルシステムズの経営スローガンがこちらです。
- Made For life
キヤノンメディカルシステムズでは、「Made For life」というスローガンをとても大切にしています。
「Made For life」は、患者様、お客様のために、真剣にいのちと向き合う姿勢を象徴しています。
キヤノンメディカルシステムズの業績
キヤノンメディカルシステムズの業績を紹介します。
こちらが、キヤノンメディカルシステムズの2017年の財務関連データです。(単位:百万円)
- 売上高 281,687
- 営業利益 7,528
キヤノンメディカルシステムズは、キヤノングループの売上の約10%を占めています。
そして、海外売上比率は64%となっており、グローバル化が進んでいる企業であるといえます。
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キヤノンメディカルシステムズが所属する医療機器業界の動向
ここからは、キヤノンメディカルシステムズが属する医療機器業界の動向です。
医療機器業界の業界規模は、増加傾向にあります。
今後も先進国の高齢化や新興国の医療水準向上により、安定した成長が期待できます。
医療機器は、主に2つの種類に分類することができます。
- 治療機器(病気を治すもの)
- 診断機器(病気を見つけるもの)
日本の医療機器メーカーは、診断機器(病気を見つけるもの)を得意としています。
オリンパスの内視鏡やキヤノンメディカルシステムズのCTは、これに当てはまります。
一方、治療機器は日本の企業のシェアは低く、外資系の企業が得意としている分野です。
先進国では高齢化や医療費拡大により、病気の早期発見が重要視されています。
そのため、日本が得意とする診断機器の需要は拡大していくと考えられています。
キヤノンメディカルシステムズの事業内容
医療機器業界の動向がわかったところで、キヤノンメディカルシステムズの事業内容を紹介していきます。
キヤノンメディカルシステムズの事業内容は、3つにわけることができます。
- 画像診断機器
- 対外診断薬用医療機器
- 医療IT
画像診断機器
キヤノンメディカルシステムズの主力事業として有名なのが、画像診断機器です。
CTシステム、超音波診断システム、X線診断システム、MRIシステム、核医学診断システムなどを扱っています。
特にCTは国内シェア60%で1位となっており、世界シェアでも3位となっています。
MRIや超音波診断などの製品でも、国内・海外ともに高いシェアを持っています。
対外診断薬用医療機器
キヤノンメディカルシステムズでは、対外診断薬用医療機器も展開しています。
対外診断薬用医療機器では、検体検査システムや分子検査ソリューションを扱っています。
医療IT
キヤノンメディカルシステムズでは、ヘルスケアITソリューション事業も展開しています。
医療現場における様々な情報を収集して、それらを統合・加工・解析することで、付加価値のある情報を提供しています。
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キヤノンメディカルシステムズの強み・弱み
キヤノンメディカルシステムズの事業内容が理解できたところで、強みや弱みを紹介します。
転職の口コミサイトなどを見て、強みや弱みとして挙げられることが多かったものをまとめてみました。
キヤノンメディカルシステムズの強み
キヤノンメディカルシステムズの強みとしては、以下のようなことが考えられます。
- 医療機器業界が安定成長していく
- 参入障壁が高い業界である
- きめ細かい対応
- 国内の販売網
- 国内シェアの高さ
キヤノンメディカルシステムズの弱み
キヤノンメディカルシステムズの弱みとしては、以下のようなことが考えられます。
- 世界での知名度の無さ
- CTに頼りすぎている
キヤノンメディカルシステムズの選考内容
ここからは、キヤノンメディカルシステムズの選考内容を解説していきます。
キヤノンメディカルシステムズの新卒採用の選考内容として、以下の4つをまとめてみます。
- 求める人物像
- 採用人数
- インターンシップ
- 本選考
キヤノンメディカルシステムズの求める人物像
キヤノンメディカルシステムズの求める人物像は、「経営理念 Made For life に共感できる人」です。
「Made For life」を大切にしているため、自分なりの「Made For life」を深掘りできると良いでしょう。
キヤノンメディカルシステムズの採用人数
キヤノンメディカルシステムズの採用人数は、文系20人・理系70人ぐらいの年が多いです。
選考を通じて出会う就活生の学歴は、MARCH・関関同立以上であることがほとんどでした。
過去の採用実績を見ると、理系での採用は国立大学の大学院生が多い印象を持ちました。
キヤノンメディカルシステムズのインターンシップ
キヤノンメディカルシステムズでは、文系・理系とともにインターンシップが開催されています。
文系対象のインターンシップは1dayであったため、本選考での優遇はあまり期待できなそうです。
インターンシップに参加するべき理由は、こちらでくわしく解説しているので参考にしてください。
キヤノンメディカルシステムズの本選考
キヤノンメディカルシステムズの本選考の内容について解説します。
文系の選考フローは、「説明会(必須)→エントリーシート・WEBテスト→面接3回→内定」でした。
私が受けた年は、エントリーシート選考に通過した人から順番に、面接が実施されていきました。
キヤノンメディカルシステムズは大手医療機器メーカーであるため、エントリーシートの通過率は高くありません。
そのため、キヤノンメディカルシステムズの内定者の通過エントリーシートを参考にして、対策を深めることが重要です。
キヤノンメディカルシステムズの内定者のエントリーシートは、Unistyleに掲載されているので確認するようにしましょう。
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キャノンメディカルシステムズの選考対策
さいごに、キヤノンメディカルシステムズから内定をもらうための対策を考えます。
私が考える昭和電工から内定をもらうために必要なことは、以下の2つです。
- 逆質問を準備すること
- 企業研究をすること
逆質問を準備すること
私が受けた1次面接では、15分ぐらいの長い逆質問の時間がありました。
そのため、逆質問で聞きたいことを整理してから面接を受けることが重要でしょう。
おすすめの逆質問は、おすすめの逆質問10選にまとめてありますので参考にしてください。
企業研究をすること
キヤノンメディカルシステムズでは、「Made For life」に共感する就活生を求めています。
内定をもらうためには、企業研究をすることで「Made For life」について理解することが重要です。
具体的な企業研究のやり方は、こちらでわかりやすく解説しているので参考にしてください。
企業研究を深めるためには、キヤノンメディカルシステムズの社員にOB訪問をすることが役立ちます。
ビズリーチ・キャンパスでは、OB訪問を受け付けているキヤノンメディカルシステムズの社員を見つけることができます。
キヤノンメディカルシステムズの社員にOB訪問をすることで、仕事内容や雰囲気を理解しましょう。
キヤノンメディカルシステムズの企業研究まとめ
キヤノンメディカルシステムズの企業研究を紹介してきました。
キヤノンメディカルシステムズの事業内容や選考内容への理解を深めることができたでしょうか。
本選考でキヤノンメディカルシステムズにエントリーするときには、中期経営計画などでさらに企業研究を深めるようにしましょう。
キヤノンメディカルシステムズは技術力が高く、今後さらに世界シェアを伸ばしていくことが期待される企業です。
医療の世界に貢献したい人にはおすすめの企業ですので、内定がもらえるように対策を頑張りましょう。
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