企業研究シリーズでは、早稲田生ソチが企業研究のお手伝いをしていきます。
今回は、国内線・国際線ともに首位の全日本空輸株式会社(ANA)を紹介します。
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全日本空輸(ANA)の会社概要
まずは全日本空輸の基本的な情報を紹介します。
- 社長 平子裕志
- 従業員数 13,928名
- 年間休日 121日
- 夏期休暇 4日
- 年末年始休暇 4日
- 平均年収 818万円
- 大卒初任給 217,057円
- 修士初任給 224,959円
全日本空輸は、国内線・国際線ともに首位の企業です。
就職人気企業ランキングでは上位の常連であり、倍率がとても高いことで有名です。
年収は職種により変わってきますが、30歳で600万円を超える社員が多いようです。
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全日本空輸(ANA)の業績
全日本空輸の業績を紹介します。
こちらが、2017年の財務関連データです。(単位:百万円)
- 売上高 1,765,259
- 営業利益 145,539
- 経常利益 140,375
- 純利益 98,827
全日本空輸は、売上高が1兆円を超える企業です。
2022年度には、2兆5,000億円規模の企業グループとなることを目指しています。
全日本空輸は、売上高では日本航空を大きく上回るにもかかわらず、収益性では日本航空に劣っています。
全日本空輸(ANA)の事業内容
つぎに、全日本空輸の事業内容を紹介します。
全日本空輸では、航空事業を中心に以下の4つの事業を展開しています。
- 航空事業
- 航空関連事業
- 旅行事業
- 商社事業
航空事業
全日本空輸の中核事業となっているのが航空事業です。
国内線輸送旅客数で世界第9位、国際線を含めた総輸送旅客数で世界第15位の規模となっています。
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航空関連事業
航空関連事業では、空港地上支援や航空機整備、車両整備、コンタクトセンターなどの事業を展開しています。
ANAグループ以外の航空会社からも、業務を受託しています。
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旅行事業
旅行事業では、航空セールス事業と旅行商品事業を展開しています。
航空セールス事業では、個人と法人を対象に航空券を販売をしています。
旅行商品事業では、ANAグループの航空運送サービスと宿泊などを素材としたパッケージ商品などの企画・販売をしています。
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商社事業
商社事業では、航空機部品の調達や航空機の輸出入・リース・売却などを展開しています。
全国空港売店の運営などの航空附帯事業やインターネットショッピングサイトの運営もしています。
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全日本空輸(ANA)の強み・弱み
全日本空輸の事業内容が理解できたところで、強みと弱みを紹介していきます。
転職の口コミサイトなどを見て、強みと弱みとして挙げられることが多かったものをまとめてみました。
全日本空輸(ANA)の強み
全日本空輸の強みとしては、以下のようなことが考えられます。
- 国内におけるブランド力と信用度
- 日本一のネットワーク
- 国際線のシェアが順調に伸びている
- チャレンジ精神
全日本空輸(ANA)の弱み
全日本空輸の弱みとしては、以下のようなことが考えられます。
- 離職率が高い
- 若手社員の育成が追いついていない
強みは国内におけるブランド力と信用度、弱みは若手社員の育成が追いついていないことなどを挙げる社員がいました。
心身ともにきつい仕事であるため離職率が高いことから採用人数が多くなってしまい、教育が行き届いていない現状があるようです。
全日本空輸(ANA)の選考内容
全日本空輸の新卒採用の選考内容を解説していきます。
全日本空輸の新卒採用の選考内容として、以下の5つをまとめてみます。
- 求める人物像
- 職種
- 採用人数
- インターンシップ
- 本選考
全日本空輸(ANA)の求める人物像
全日本空輸の求める人物像は、「変化に挑戦し、グローバルマーケットで新たな価値を創造できる人材」です。
全日本空輸は、国際線のシェア拡大に注力しているため、グローバルマーケットで新たな価値を創造できる人材を求めています。
全日本空輸から内定を獲得するためには、グローバルに働ける能力を持っていることが重要です。
全日本空輸(ANA)の職種
全日本空輸では職種別の採用を実施しており、これらの職種で採用があります。
- グローバルスタッフ職(事務)
- グローバルスタッフ職(技術)
- エキスパートスタッフ職(障がい者採用)
- 客室乗務職
- 運航乗務職(自社養成パイロット)
それぞれの職種で求められる能力や働き方は変わります。
どの職種として働きたいかを考えて、その職種に必要な能力を理解するようにしましょう。
全日本空輸(ANA)の採用人数
全日本空輸の採用人数は、全職種合わせて1000名ぐらいです。
グローバルスタッフ職(事務)で50名程度、グローバルスタッフ職(技術)で50名程度、客室乗務職で600名程度の採用が多いようです。
運航乗務職は特に難易度の高い職種であり、過去の採用大学のレベルが高いです。
客室乗務職は採用人数が多いため、人事は多くの学生と面接をしなくてはなりません。
そのため、短い面接時間で印象を残せるように、わかりやすく個性や能力を示すことが内定につながります。
全日本空輸(ANA)のインターンシップ
全日本空輸では、インターンシップが開催される年が多いです。
インターンシップに参加すると、全日本空輸の事業内容や仕事内容についての理解が深まります。
インターンシップに参加するべき理由は、こちらでくわしく解説しているので参考にしてください。
全日本空輸(ANA)の本選考
全日本空輸の本選考の内容について解説します。
選考フローは職種により異なりますが、「エントリーシート・WEBテスト→1次面接→2次面接→最終面接→内定」が多いようです。
全日本空輸は人気の企業であるため、企業研究を深めたうえで選考にチャレンジしましょう。
全日本空輸は倍率がとても高いため、エントリーシートの通過率は極めて低いです。
そのため、全日本空輸の内定者のエントリーシートをを見て、受かるエントリーシートの特徴を学ぶことが重要です。
全日本空輸の内定者のエントリーシートは、Unistyleに掲載されているので確認するようにしましょう。
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全日本空輸(ANA)の企業研究まとめ
全日本空輸を様々な項目から分析をしました。
全日本空輸の事業内容や選考内容への理解を深めることはできたでしょうか。
全日本空輸の企業研究以外にも、日本航空の企業研究をこちらでしているので参考にしてください。
全日本空輸の企業研究を深めるためには、全日本空輸の社員にOB訪問をして話を聞くことがおすすめです。
ビズリーチ・キャンパスでは、OB訪問を受け付けている全日本空輸の社員を見つけることができます。
実際にOB訪問をしてみることで、仕事内容や雰囲気を理解しましょう。
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