ソチ
内定者の就活についてインタビューをします。
今回は地方国立大学院卒で化学メーカーの技術職として内定をもらったSさんです。
Sさんの就活についてくわしくインタビューするので、参考にしてみてください。
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目次
化学メーカー技術職内定者Sさんの基本情報
ソチ
Sさんの基本情報はこのようになっています。
- 名前:S
- 性別:男
- 大学:地方国立大学院
- 文理:理系
- 就活開始:大学院1年8月
- 就活終了:大学院2年4月
- 志望業界:メーカー(化学、素材、電子部品)
- 受けた業界:メーカー(化学、素材、電子部品)
- 志望職種:技術系総合職、研究開発職
- インターンシップ参加社数:3社
- OB訪問数:0人
- エントリー数:20社
- 面接数:12社
- 内定:4社
- 入社企業:中堅化学メーカー
- 活動費用:15万円
- 学生生活:サークル〇、留学経験×、長期インターン×、部活動×、その他◯(アルバイト)
- ESや面接で話したエピソード:サークル経験、研究室での研究、バイト経験
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化学メーカー技術職内定者Sさんの就活の進め方
ソチ
就活の進め方として、具体的に以下の4つを聞いてみます。
- 自己分析のやり方
- 化学や素材メーカーの志望理由
- エントリー企業の決め方
- いまの内定先を選んだ理由
自己分析のやり方
ソチ
自己分析は、ESの設問を答える中でやりました。
自分は大学院1年のときに、インターンに参加しておけば就活が有利になるだろうと考え、インターンを何社も受けました。
また、研究職限定での早期選考もあったので、それも受けました。
それらを受ける時にESを書いたのですが、ESの設問の答えを考える中で、自分が今まで何をやってきたのかを振り返りました。
自分の場合は、サークルの代表・大会への出場・研究がメインで、それぞれのエピソードを深堀して、自分がどんな人間なのかを考えました。
ESも面接もこの3つのエピソードを中心に、自己PR・長所・短所などを答えていました。
化学や素材メーカーを志望した理由
ソチ
自分は今まで学んできたことを活かしたいという思いがありました。
そのため、自分の専攻である化学の知識を活かせる化学メーカーを志望しました。
また、研究室で材料やデバイスについても学んだので、素材・原料メーカーや電子部品メーカーも志望しました。
就活していく中で興味がなかったメーカーでも、説明会での話を聞いて興味をもつことがありました。
そのため、余裕があるなら色々な会社の説明会に参加し、社員の話を聞いてみるといいと思います。
エントリー企業の決め方
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自分の就職活動の軸は、以下の通りでした。
- 化学、素材・原料、電子部品メーカーであること
- 事業の幅が広く、グローバルな経営を行っていること
- 売り上げや事業展開などから考えて、将来性があること
- 年間休日120日以上、従業員数500人以上
- 関東圏に就職したかったので、関東圏に研究所や工場が多いこと
これらの条件でリクナビ・マイナビを利用して企業を絞って、興味を持ったところを受けていました。
名前の聞いたことがないような企業でも、世界シェアの高い製品を扱っていたり、優良なメーカーが多かったりするので、ホームページや就活サイト、四季報などを見てみると良いと思います。
エントリー企業を20社にした理由は、自分にとって無理のない数だと思ったためです。
自分は地方に住んでいたため、東京へ就活に行くのにお金も時間もかなりかかります。そのため、受ける数はある程度制限されていました。
また、研究室の先輩から就活の話を聞き、エントリー数や合否数、就活にかかったお金を参考に、20社という数にしました。
今の内定先に入社することを決めた理由
ソチ
自分は4つの企業に最終面接合格を頂いて、どこにしようか迷ったのですが、決め手となったのは自分を本当に必要としてくれたという点です。
自分が今の内定先に決めたのは、1次面接後のフィードバックで高く評価して頂いたことと、その企業では自分の専門分野の人材が必要だったらしく、ぜひ来て欲しいと言われたことです。
また、自分の研究概要書を細かく見て質問をたくさんしてもらったことで、研究に力を入れている企業だと思い、ここで働きたいと思いました。
化学メーカー技術職内定者Sさんの選考対策
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選考対策のやり方として、以下の4つを質問してみます。
- エントリーシート対策
- WEBテスト対策
- グループディスカッション対策
- 面接対策
エントリーシート対策
ソチ
研究室の先輩のESや就活サイトを参考にしていました。
自分は特に「就活会議」というサイトを使っていました。
先輩が忙しかったこともありESの添削はしてもらわず、何日かかけて自分で変な部分を見つけて修正していました。
あとで読み返すと、論理がおかしい部分もあったりしたので、時間を空けて見直すということをやっていました。
できれば知り合いや大学の就活窓口で見てもらったほうが良いと思います。
WEBテスト対策
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Webテストは良い対策本がいっぱい出ているので、それをやれば大丈夫だと思います。
自分はSPIノートの会や新星出版社の本をブックオフで買い、2〜3周解きました。
自分は損益算が苦手で本番でも解けなかったことがあったので、苦手意識があるテーマは得意になるまでやっとおくと安心だと思います。
また、就活中はESや面接準備で勉強する時間があまり取れないので、就活前の時間があるときにやると良いと思います。
グループディスカッション対策
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グループディスカッション(GD)は自分が受けた企業の中で2社あり、両方とも合格でしたがあまり対策をしていませんでした。
ただ、前提としてどういう役割の人がいて、どんな流れで話を進めるのかはなんとなく頭に入れていました。
あと、その企業の製品や経営理念・ビジョンなども使うことがあるので、GD前に説明会のメモや企業のパンフレットを読み返しておくと安心だと思います。
GDの結論に正解はなく、その結論を導きだす過程とチームワークが大事なので、論理的かつ全員一致の結論を出すことを意識していました。
面接対策
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面接で聞かれるような質問は限られているので、想定される質問はあらかじめ答えを準備しておくと良いです。
しかし、ただ暗記した文章を読むのはもちろん人事への受けが良くないし、緊張して覚えたことがとんだ場合は詰みます。
そのため、文章ではなく話の流れを意識して覚えるようにしました。
また、面接は場数だと思っています。
色々な企業の面接を通して、どう話せば良かったか、こういうところを突っ込まれるのかなど、徐々に修正・対策をすると良いと思います。
あと、自分が面接のときにいつも意識していたことは、
- 入室時の挨拶をしっかりすること
- 聞き取りやすい大きめの声で話すこと
- 面接官の目を見ること
- 簡潔に落ち着いて話すこと
です。これらは基本的なことだと思いますが、印象が良くなるはずなので心がけていました。
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化学メーカー技術職内定者Sさんの就活を振り返って
ソチ
就活を振り返ってもらうために、以下の3つを質問してみます。
- 就活で重要なこと
- 就活で後悔していること
- 就活に役立った就活サービス
就活で重要なこと
ソチ
就活で一番大事なことはメンタルだと思います。
やる気がある状態を維持するのは本当に大事で、ESや面接の準備などが捗りました。
一方、面接が上手くいかなかったり落ちてしまったりして、やる気がない状態のときもあり、この時は本当に何もする気が起こりませんでした。
そのため、いかにやる気がない状態を作らないかが重要となってくると思います。
自分はやる気がないときには一人でカラオケに行ったり、自分の趣味のお店に行ったりするなど、就活のことを忘れる時間を作り、やる気をリセットしていました。
理想としては、面接の合否で一喜一憂しないことが一番だと思いますが、自分はできなかったのでメリハリをつけて生活をしていました。
就活で後悔していること
ソチ
自分は今まで学んできたことを活かしたいと思っていたので、化学、素材、電子部品メーカーしか受けませんでしたが、もっと色々な業界の説明会へ行くべきだったと思いました。
別の業界の話を聞いてみて、その業界への興味が生まれるかもしれませんし、やっぱり化学メーカーに行きたいという思いが強くなるかもしれません。
大学で色々な企業の学内説明会が3月前に開催していたので、もっと積極的に参加すべきだったと思いました。
おすすめの就活サービス
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1位:みん就
その企業を受けている他の就活生の選考状況を把握することができたため、自分の合否に関して大体の目処をつけることができて役に立ちました。
2位:就活会議
就活速報で面接の雰囲気や質問内容などが載っているので、面接前の参考にしていました。
3位:リクナビ
基本的にリクナビ経由で説明会をエントリーしたり、連絡が来たりするので必要でした。
4位:マイナビ
基本的にリクナビでしたが、マイナビにしかない企業もあったので使っていました。
化学メーカー技術職内定者Sさんから就活生にメッセージ
ソチ
何社も面接を受けると、落ちてしまう企業も出てきます。
もちろん、準備不足だった点や上手く答えられなかった点もあると思います。
しかし、その時の自分の体調や企業との相性、運もあるので落ち込む必要はありません。
それでも落ち込んでしまうときがあると思うので、その時は一旦就活から離れたり、誰かと話したりして気分転換すると良いと思います。
そして、やる気が戻ったら面接で良くなかった点を分析し、次に生かすことでいつか必ず内定がもらえます。
就活はこれからの自分の進路が決まる重要なイベントなので、深刻になってしまう人がいると思いますが、
逆に「楽しんでやろう」くらいの余裕があるほうが、上手くいくと思います。ぜひ就活を楽しんでください。
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