ソチ
内定者の就活についてインタビューをします。
今回は、京大20卒で日系コンサルティングファームから内定をもらったR.Yさんです。
R.Yさんの就活についてくわしくインタビューするので、ぜひ自身の就活に生かしてください。
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目次
日系コンサル内定者R.Yさんの基本情報
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R.Yさんの基本情報はこのようになっています。
- 名前:R.Y
- 性別:男
- 大学:京都大学
- 文理:理系
- 就活開始:大学3回7月
- 就活終了:大学3回3月
- 志望業界:コンサル業界
- 受けた業界:コンサル業界
- 志望職種:コンサルタント
- インターンシップ参加社数:15社
- OB訪問:0人
- エントリー数:1社
- 面接数:4社(インターンのジョブから最終面接3社)
- 内定:1社
- 入社企業:日系コンサルティングファーム
- 活動費用:収入(報酬や交通費等)80万 支出(交通費やカフェ等)50万
- 学生生活:サークル○、留学経験×、長期インターン×、部活動×
- ESや面接でのエピソード:スポーツサークルで関西大会4位
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日系コンサル内定者R.Yさんの就活の進め方
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就活の進め方として、具体的に以下の4つを聞いてみます。
- 自己分析のやり方
- コンサルの志望理由
- エントリー企業の決め方
- いまの内定先を選んだ理由
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自己分析のやり方
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自分にとって好きな事・楽しい事・得意な事は何なのか、嫌いな事・つまらない事・苦手な事は何なのかを徹底的に考えました。
それを踏まえた上で、どうして自分にとってこれらの事が出てきたのかを自分の人生における出来事等から洗い出しました。
そうすると、いつの(小学校・中学校・高校・大学)なにに(部活・環境・成功・挫折)よって、自分の価値観(負けず嫌い・人と接したい・給与も大事)がわかってきました。
それをまとめ整理すると、自分の価値観の重要な軸がいくつかに絞れてきたので、次に話す業界等の選定に用いました。
コンサルを志望した理由
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まず理系学部生のため、実験等の大学の授業も文系よりは忙しく時間がなかったのが事実です。
そのため上の自己分析で、おおよその業界を絞りました。
恥ずかしながら第一軸に30歳1000万円があったため、商社・投資銀行・コンサル・広告・その他一部企業になりました。
その中において、
- 自分がしていて楽しい事(物事を考えること、チームで取り組むこと)
- 得意な事(数字処理、論理力と発想力のバランス感)
をふまえるとコンサル業界が最も適しているという判断に至りました。
なのでコンサル業界を前提に、他の業界もインターン等に行きましたが、やはりコンサル業界の方がいいという流れで最初に選定したコンサル業界に志望を固めました。
エントリー企業の決め方
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コンサル業界と決めたため、違いや社風も知りたく、一通りエントリーしました。
しかし情報不足のため、今振り返ると網羅的にエントリーはできていませんでした。
その中で最難関といわれる外資戦略コンサルティングファームにはエントリーしました。
最初は、学部時代は練習で院生時に対策をきちんとして就活に臨もうと考えていました。
しかしGDなどの慣れも出てきて、幸運なことに戦略ファームのインターンに複数参加することができました。
それとともに総合系ファームやシンクタンクなど計10ファーム近くのインターンに参加しました。
そのため院生に行く2年間にあまり価値を感じられずになり、学部生でこのまま就活しようという結論に至りました。
今の内定先に入社することを決めた理由
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本選考で新たにエントリーした企業は全くなく、インターンに参加した企業から選ぼうと考えていました。
やはり入社が目的ではなく、その先きちんとその企業で活躍し実績を残したいため、選考を勝ち抜きかつインターンで評価された企業に入ろうと考えました。
ありきたりかもしれませんがインターン参加時に社員さんの雰囲気、残業時間、離職率、年収の推移を確認しました。
それらの中から自己分析で感じていたワークライフバランスがある程度確保でき、離職率が低いファームに絞りました。
そうすると3つ程度に絞られ、あとはそこから内定を頂いたファームに選んだという流れになりました。
日系コンサル内定者R.Yさんの選考対策
ソチ
選考対策のやり方として、以下の4つを質問してみます。
- エントリーシート対策
- WEBテスト対策
- グループディスカッション対策
- 面接対策
エントリーシート対策
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ESの対策に関しては全くしていません。
読んだ人がどう思うかはかなり意識していました。
- 結論ファーストで書くこと
- 無駄な助詞を入れずに端的に簡潔な内容であること
- 接続詞の使用に注意すること
- 文末が被らないように気を付けること
- オリジナリティを入れること
これらを常に意識して書いていました。
全ESが通ったわけではありませんが、9割以上の確率で通過していました。
WEBテスト対策
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Webテストの対策も同じく時間をかけていません。
元々数値処理にはかなり自信があり、夏前に一番最初に受けた外資系投資銀行と戦略コンサルティングファームのテストを通過したため、それ以降は自信をもって受け続けられました。
人に教えてもらう、もしくは教えることが良いと思います。
私自身も他人によくSPIの問題の解説等をしています。
グループディスカッション対策
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GDは経験値の一言に尽きると思います。
初めて参加したときは慣れている他の学生に圧倒されましたし、ほとんど発言できなかったのを覚えています。
しかしそれで終わるのではなく、必ず自分よりできる人がいたときはその人の技術を盗むことを心掛けました。
以降、GDでもほとんど落ちることはなくなりました。
コツはだらだら話さないこと、笑顔で楽しそうに話すが内容が濃く納得できることが大事だと思います。
よくフレームワーク等をひたすら述べたり、早口で論破しようとする人がいますがほとんど落ちています。
インターン参加者は皆、上記の事は当たり前にできる方たちだと感じました。
面接対策
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面接も同じく実際の経験値を積みました。
通過のコツは会話を絶やさないことです。
どのような雰囲気の面接になるかは企業によって異なると思います。
圧迫で詰められた経験も幾度とありますが、それでも笑顔で常に会話を絶やさないことに気をつけていました。
あとは個人面接になると志望動機等も聞かれることが多いので、受ける企業の強みや特徴などは必ずインプットしたうえで、
それらがなぜ自分にいいのか、合っているのかということを具体的なオリジナリティをふまえて話せればいい印象を与えられるのではないでしょうか。
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日系コンサル内定者R.Yさんの就活を振り返って
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就活を振り返ってもらうために、以下の3つを質問してみます。
- 就活で重要なこと
- 就活で後悔していること
- 就活に役立った就活サービス
就活で重要なこと
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要領と効率の良さ。
限られた時間で結果を残さないといけない、他人に勝つためには他人より少しでも早く成長しないといけない。
これらをするために、しっかり良い点と悪い点を振り返り、次に生かせるかが大切だと思います。
最初から何でもできる人なんていたとしてもほんの一握りです。
パワーポイントの作り方など、あげればきりがないほど多くの場面で学べることがあります。
それをいかに吸収し次の機会で発揮して評価してもらえるかが就活の成功に近づく一歩になると考えています。
就活で後悔していること
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後悔していることは情報不足な点です。
理系学部生で就活をする知人がいなかったため、1人で調べてインターンに参加しつづけていました。
よくよく話を聞くと、GDや面接をゼミや就活団体で対策をしている人が多数でした。
選考でしか体験できなかった自分の場数の少なさを悔やみました。
また就活サイト等も全く知らず1つのみでやっていたので、もう一度できるとすればしっかり対策をして臨みたいと思います。
そうすればもう少しインターンに参加できて、最高難易度のファームから内定が頂けたかもしれません……。
しかし自分の軸であるワークライフバランス等に当てはまらないので、今の選択肢に後悔はありません。
おすすめの就活サービス
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就活サイト:外資就活ドットコム(これしか使っていませんでした)
理由:コンサル業界をはじめ、名だたる企業の情報やエントリーができるサイトだったため。
また選考フローなどの選考体験記が充実していたのも非常に良かったです。
日系コンサル内定者R.Yさんから就活生にメッセージ
ソチ
就活を重視する人、軽視する人は、人によって全く異なります。
しかし、私は受験に匹敵するくらい大切なイベントだと思いました。
転職が当たり前の時代になってきましたが、それでも一度きりの新卒で長らく勤める可能性がある企業です。
この半年もしくは1年で年収等非常に大切な部分が決まります。
そのため、皆さんには就活を重視して取り組んでほしいです。
人より少しでも早く動くこと、これが最も大切であり一番伝えたいことです。
成功すればよし、失敗しても早く動いているため再度チャンスがある。
良い事しかないです。精神的にも疲れますが、仲間を見つけて満足のいく就活をしていただければと思います。
長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。
ソチ
その他の就活体験記は、こちらから読むことができます。
様々な内定者の就活体験記を参考にしてみてください。
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