ソチ
内定者の就活についてインタビューをします。
今回は国公立大学卒で大手素材メーカーに内定をもらったシマノさんです。
大手メーカーに興味がある就活生には必見の内容です。
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目次
大手素材メーカー内定者シマノさんの基本情報
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シマノさんの基本情報はこのようになっています。
- 名前:シマノ
- 性別:女性
- 大学:国公立
- 文理:文系
- 就活開始:大学3年8月
- 就活終了:大学4年6月
- 志望業界:日系メーカー
- 受けた業界:日系メーカー(素材、重工業)
- 志望職種:事務系総合職
- インターンシップ参加社数:13社
- OB訪問数:7人
- エントリー数:29社
- 面接数:13社
- 内定:4社
- 入社企業:大手素材メーカー
- 活動費用:8万円程度
- 学生生活:サークル〇、留学経験〇、長期インターン×、部活動×、その他×
- ESや面接で話したエピソード:ゼミのグループ研究、留学中の苦労
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大手素材メーカー内定者シマノさんの就活の進め方
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就活の進め方として、具体的に以下の4つを聞いてみます。
- 自己分析のやり方
- 日系のメーカーを志望した理由
- エントリー企業の決め方
- いまの内定先を選んだ理由
自己分析のやり方
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家族や友達に自分の強みや弱み、それを象徴する私の具体的なエピソードを聞き、自分の客観的な姿を理解するよう努めました。
また、今までの大きな決断をしたときの自分の心境を思い出し、自分が何に心を動かされ何をモチベーションとして行動を起こす人なのかを整理しました。
そしてそれらを簡潔に言語化してノートにまとめていました。
本やサイトを使おうかと考えたこともありましたが、やる気があまり起きなかったためやめました。
自己流でしたが、特に問題は無かったかなと思います。
日系のメーカーを志望した理由
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夏~秋は、学内の合同説明会に行ったりワンデーインターンに行ったりして、金融、コンサル、商社など幅広く見ました。
その中で、サービスや材にはどれもあまり興味がわかず、それよりも私にとっては働く環境の方が大切だとわかってきました。
具体的には、以下の4つでした。
- キャリアの中で海外駐在を経験したい
- 残業が多すぎない(平均で1日2時間くらい)
- 雰囲気がガツガツせず穏やかで協調性がある(飲み会が毎週ある、上昇志向が強くてバチバチしていているなどは無理)
- 転勤がほぼ無い
説明会やインターンシップを通じてこれらに当てはまるのが日系メーカーだと感じ、11月頃からは日系メーカーに絞っていました。
エントリー企業の決め方
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企業の決め方は大きく2つあります。
第1に私の大学のキャリアセンターが発行している就活体験記を読みました。
特にメーカーに絞って就活をしていた方の体験記に注目し、多くの先輩が受けている企業に私もエントリーしました。
メーカーに絞って就活をされている方というのは私と似た就活軸の方が多いのではと判断し、そのような先輩が受けていたということは私にとっても合う企業なのではと考えました。
第2に学内説明会に行きました。
私の大学では3月1日から約1週間学内説明会があったので、私も多くの企業の説明を聞き、興味をもった企業にエントリーしました。
企業の視点に立って考えてみると、わざわざ大学に行くということはその大学の学生を採用したいという意思があるからです。
そのため、内定がほしいのであれば学内説明会に来ている企業にエントリーするのが近道だと思います。
私が内定をいただいた4社は全て学内説明会に来ていた企業です。
その他にも、インターンに参加して興味をもった企業にもエントリーしました。
また、29社にエントリーしたというと「多いね」という反応をされることもあります。
ただ、メーカーの事務系は採用人数が1社あたり10-40人とかなり少人数のため、念のため多めに出しておきました。
今の内定先に入社することを決めた理由
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内定をもらった順にA,B,C,Dとすると、A社は機械メーカー、B社は重工メーカー、C社とD社は素材メーカーでした。
先ほど扱うものには拘らないと言ったものの、機械や重工といった大きいモノよりは、あらゆるモノに幅広く影響を与える素材の方がまだ興味を持てました。
そのため、C社の内定をいただいた時点でA社とB社はお断りしました。
その後素材メーカーをいくつか受けて、最終的にD社にも内定をいただいた後は、本当に悩みました。
どちらの企業にもお願いして2名ずつ社員の方にお話を伺う機会をいただき、キャリア形成、会社の雰囲気、残業や有休に関してなどあらゆることを伺いました。
それらから総合的に判断してD社の方が自分に合うと判断し、D社に決めました。
大手素材メーカー内定者シマノさんの選考対策
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選考対策のやり方として、以下の4つを質問してみます。
- エントリーシート対策
- WEBテスト対策
- グループディスカッション対策
- 面接対策
エントリーシート対策
ソチ
大学のキャリアセンターのアドバイザーや友達、先輩などに何度も見てもらいました。
UnistyleやONE CAREERなどで他人のESを読んだりもしましたが、自分とは全く背景の違う見ず知らずの人のエピソードを読んでも結局あまり参考になりませんでした。
ただ、最初のうちは文章の書き方(起承転結のバランス、ある出来事の背景の説明にどれくらい分量を割くか、など)を真似るという点では使えるかなと思います。
WEBテスト対策
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あまり真剣にやっていません。
一般的なSPIの対策本をパラパラ見て、自分が苦手な分野だけ受験の前に1時間程度練習しました。
また、プレエントリーしただけでwebテストを受けられる企業があると知ったので、全く興味のない企業だったのですがプレエントリーしてwebテストの練習をしました。
グループディスカッション対策
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私が受けた企業でグループディスカッションがあったのが2社だけだったので参考になるかはわかりません…。
対策は特にしていません。
心がけていたことは、以下の3つです。
- 自分の意見を簡潔に言うこと
- 反対意見を言う時はその根拠を明確に話した後にメンバーのみんながどう思うか話をふること
- 絶対に意見を曲げない人がいたらその人に従うこと(協調性や柔軟性をアピールできるため)
ただ、私はメーカーしか受けていませんが、業界が違うとグルディスの雰囲気や評価の仕方も全然違うと思うので、自分の受ける企業や業界のことをよく調べておくと良いと思います。
面接対策
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慣れです。
私は多めにエントリーしたため、その中にはあまり志望度が高くない企業も入っていました。
そのような企業の面接をこなす中で緊張せずに話せるようになっただけでなく、自分のESのどこが突っ込まれるのかというパターンも読めてきました。
自分が上手く話せなかったと思った時は、あとでその質問に対する回答を考え直してノートに書き、次回同じ質問が来た時に答えられるようにしていました。
落ちることもしばしばありましたが、落ちる理由として面接が下手な場合もあればその企業に単純に合わなかった場合もあると思います。
そのため、落ちたという事実に落胆するのではなく、面接でありのままの自分をきちんと伝えられたかどうかを気にするようにしていました。
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大手素材メーカー内定者シマノさんの就活を振り返って
ソチ
就活を振り返ってもらうために、以下の3つを質問してみます。
- 就活で重要なこと
- 就活で後悔していること
- 就活に役立った就活サービス
就活で重要なこと
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第一に、早めに業界や企業を絞ることです。
友達に話を聞いていると、業界や企業によって選考の方法が全然違うことがわかりました。(OBOG訪問必須の業界、インターン参加者で固めて本選考からはほぼ採用しない企業など)
業界や企業を選ぶことに時間がかかってしまうとその後の選考対策で遅れをとってしまうため気をつけましょう。
第二に、必要な情報を得ることです。
例えばインターンシップ(ワンデーでも!)には早期選考や1次面接免除に繋がってるものもあります。
業界や企業を絞った後は、先輩や就活サイトなどから情報を得て、なるべく効率の良い就活をする方が精神的にも経済的にも楽です。
もちろん信用できない情報もたくさん溢れているので、その取捨選択は自分の責任でやってください。
就活で後悔していること
ソチ
焦ってOBOG訪問をしすぎたということです。
正直に言ってOBOG訪問で得られたことは少なかったです。
多くの企業は説明会と同時に社員を呼んで座談会をやるので、そこでだいたいの質問ができますし社員さんの雰囲気もわかります。
OBOG訪問では仕事の詳細や少し聞きにくい質問を個人的に聞けるというメリットはありますが、その分日程調整、質問を考える、お礼のメールなどストレスもあります。
もちろんOBOG訪問によって行きたい業界や企業が見つかったという人もいますし、企業や業界によってはOBOG訪問が必須です。
ただ私の場合はOBOG訪問はあまり自分に合っていなかったし選考の上でも必要なかったです。
おすすめの就活サービス
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1位:ONE CAREER
過去の選考プロセスが載っていたため、自分が今どの段階にいるかや次の面接の重要度がわかってとてもありがたかった。
それぞれの面接の雰囲気や聞かれた質問なども書いてあったため、面接のイメージトレーニングができた。
本当にオススメ。
2位:エンカレッジ
同じ大学の先輩がメンターとなり、ESの添削をしてくれた。
また、私の大学の就活生が入っているLINEグループがあり、そこで先輩の就活体験記や業界ごとの選考のポイントを定期的に配信してくれた。
3位:Unistyle
ESが載っていたため軽く見た。
大手素材メーカー内定者シマノさんから就活生にメッセージ
ソチ
周りに流されることなく、自分に合った就活をしてください。上記のOBOG訪問が良い例です。
周りがしているから…という理由でしてしまいましたが、私に合った方法ではありませんでした。
よく聞く言葉だと思いますが、就活には答えが無いというのはその通りです。
焦ること無く自分の信じた道を進んでください。
ここまで書いてきたこともあくまで私のやり方ですので、参考程度に目を通して下されば十分です。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
ソチ
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様々な内定者の就活体験記を参考にしてみてください。
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