ソチ
内定者の就活についてインタビューをします。
今回は浪人や留年などでプラス3以上の経歴をもちながら、外資コンサルに内定をもらった多留のポニョさんです。
外資コンサルに興味がある方や浪人や留年を経験している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
外資コンサル内定者多留のポニョさんの基本情報
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多留のポニョさんの基本情報はこのようになっています。
- 名前:多留のポニョ
- 性別:男
- 大学:MARCH
- 文理:文系
- 就活開始:大学3年1月
- 就活終了:大学4年6月
- 志望業界:広告、化粧品
- 受けた業界:広告、化粧品、消費財、食品、タバコ、コンサル
- 志望職種:総合職
- インターンシップ参加社数:長期1社、短期1社
- OB訪問数:1人
- エントリー数:30〜40社
- 面接数:7社
- 内定:1社
- 入社企業:総合コンサル
- 活動費用:10万円
- 学生生活:サークル◯、留学経験×、長期インターン◯、部活動×、その他×
- ESや面接で話したエピソード: 1.中学生の時の原体験 2.サークルでのリーダーシップ失敗談 3.長期インターン
多留のポニョさんはツイッターをやっています。
就活に関する参考になるツイートが多いので、興味がある方はフォローしてみてください。
多留のポニョさんのアカウントはこちらです。
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外資コンサル内定者多留のポニョさんの就活の進め方
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就活の進め方として具体的に以下の4つを聞いてみます。
- 自己分析のやり方
- 広告、化粧品業界の志望理由
- エントリー企業の決め方
- いまの内定先を選んだ理由
自己分析のやり方
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「環境が変わっても変わらなかった自分や価値観」を見つけるために、人生におけるある程度大きいイベントを掘り起こしました。
そこに過去〜現在に繋がる一貫性があり、それをいわゆる「軸」として設定。
その軸から必然的に生まれる「人生の目標や目的」を叶える事ができる企業を探しました。
また、新卒採用はポテンシャル重視であるという本質を個人的に理解し、「失敗と学び」にこそ価値と再現性があるのではと考え、ESや面接で積極的にアピールしました。
広告や化粧品業界を志望した理由
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長期インターンで触れたビジネスが主にこの2つだったからです。
恥ずかしながら「自分は広告や化粧品に関して、普通の学生とは違うビジネス的視点でアプローチ出来る」と言った履き違えしておりまして見事に惨敗しました。
以上の反省も踏まえ、直近の経験や直感で興味を持った業界を率直に第一志望とする事はオススメしません。
本当に向いてる会社は、もっと過去の自分を掘ってようやく見つかると考えています。
エントリー企業の決め方
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プラス3以上のビハインドを持っていたのもあり、正直焦りで数を打っていた感じはあります。
ネット広告の経験があったから広告とIT。
化粧品をさらに健康ベースまで棚卸して消費財や食品。
みたいに無理やりこじつけてました。笑
前述の通り、間違った企業選びでしたし、上手くもいきませんでした。
今の内定先に入社することを決めた理由
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まず第一に、私のようなビハインドを持つ学生を色眼鏡無しで評価して頂いたこと。
そして、中学生まで掘り返して見出した「人生の目的」を体現できるビジネスだと思ったからです。
昔から恋愛相談など受けることも多かったので、そう言った意味でもコンサルは向いているのかも知れないと今では思っています。
外資コンサル内定者多留のポニョさんの選考対策
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選考対策のやり方として、以下の4つを質問してみます。
- エントリーシート対策
- プラス3以上の経歴でエントリーシート通過した企業
- グループディスカッション対策
- 面接対策
エントリーシート対策
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よく言われている「結論ファースト」をさらに昇華させた「ハンバーガーフレームワーク」を使用していました。
完全にオリジナルなので正しいかはわかりまけんが。。。
ハンバーガーって、一番上と一番下は同じバンズが使われてますよね。
つまり、各設問の最初(結論)と最後(まとめ)は同じ内容であるべきだと考えています。
この原則を守った上で、食べる人に合わせた「具材選び」をしていくイメージです。
意外に出来ていない人が多いし、逆にこれを意識するだけでかなり綺麗なES書けます。
プラス3以上の経歴でエントリーシートを通過した企業
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- 味の素
- JT
- コーセー
- アマゾン
- P&G
- ADK
- サミー
- ロレアル
- IBM
- グリコ
- リクルート
- DHC
- カンロ
グループディスカッション対策
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まず「ジョブトライアウト」というイベントがよかったです。
GDを体験できるだけでなく、実際の企業5社からフィードバックと偏差値をもらえます。
優秀だと特別選考にも呼ばれます。
僕は偏差値42でした。一生忘れません。
あとは、「東大生が書いたケース問題ノート」もオススメです。
議題に対していかに論理的にアプローチするのか?のフレームワークを学べます。
本番はこれに基づく議論の流れををみんなでシェアして、ブレずに進めればいいのでは。
面接対策
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結果論ですが、1分の自己PR動画選考を受けた際、1時間くらい撮り直してからすごくペラペラ喋れるようになったのであれはオススメです。
次に友達や先輩、OBと一緒に面接練習。
最後は、「成果の伴う実践経験」がものをいいます。
ただ闇雲に面接を受けても失礼ですし意味がありません。
毎回さまざまな試みと修正を加え、手応えと結果を掴んでいくと良いと思います。
上記が実践編だと捉えた時、もっと大事なのはやはりその前の自己分析による「過去〜現在〜未来」のロジックが盤石かどうかです。
僕が「これ以上ない」と思えるくらい彫り込んでからの面接は、全く詰められませんでしたし面白いほど通りました。
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外資コンサル内定者多留のポニョさんの就活を振り返って
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就活を振り返ってもらうために、以下の3つを質問してみます。
- 就活で重要なこと
- 就活で後悔していること
- 就活に役立った就活サービス
就活で重要なこと
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- 信頼でき、話すだけでモチベの上がるようなメンターを見つける。
- 人より遅れている分、代わりに提供できる価値を見出す。もしくは作る。
- 就活における「目標」と「理想」を履き違えない。
- どんなに腹立つ事を言われても美味しいフィードバックだと思ってしっかり吸収する。
- 世間の波風や一般論に負けない。
- 歳を食ってるからこそ、プライドを捨て、素直さを意識し、口角を上げて就活する。
- 絶対に折れない。諦めない。蜘蛛の糸一本でも手繰り寄せる気概。
就活で後悔していること
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シンプルに開始が遅かったです。
私は1月から就活を開始しましたが、失敗や修正、メンタルの切り替えなどを短期間でする必要があった為、かなりしんどかったです。
また、想像以上に水面下で選考が行われており、それらのほとんどが夏や秋のインターン経由でした。
ですから、もう一度就活するなら夏インターンからゴリゴリに攻めます。
おすすめの就活サービス
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1位:ワンキャリア
選考情報収集用。
過去に志望企業がどのような選考をしたのかを見ることで、予測を立てることが出来た。
2位:ユニスタイル
選考情報収集用。ワンキャリアの下位互換。
3位:みん就
リアルタイムの情報収集用。受かってるか落ちてるかも含めて早くに察しがつくので、切り替えが早い人にはオススメ。
掲示板に張り付いたり、情報を鵜呑みにしたりしないように注意。
4位:type就活
イベント用。
あと、アドバイザーに一度お会いして、自分の第1印象と話した後の印象を聞いた。
5位:NewsPicks
時事問題に関する知見を高める為に使用した。
ビジネス的時事話題が多いので非常に勉強になる。
特に志望業界に関する記事は必ず目を通した。
外資コンサル内定者多留のポニョさんから就活生にメッセージ
ソチ
就活に限った話じゃありませんが、日本には下らない通説や偏見が多すぎます。
プラス3以上は新卒じゃないとか、大手病がどうだとか。
誰が決めたんですか。
僕は絶対そうじゃないと信じて死ぬほど努力しましたし、そうじゃないと証明しました。
しっかりとした勝算を持ち、リスクヘッジをした上で、どんどんチャレンジしてください。
きっと何度も祈られ、絶望し、折れそうになるでしょう。
おじいちゃんと愛犬が死んだ時くらいしか泣いた事がなかった僕も半年の就活で3回泣きました。
でも、そこで諦めず、口角を上げて、自分を信じてやり切れば良い結果が必ず付いてきます。
付いてこなかったら、それは経歴ではなく努力や工夫不足です。
3回泣いたと言いましたが、3回目は内定を取った時です。
マジで最高でした。
何か不安があるなら、僕でよければ相談乗ります。連絡ください。
皆さんの努力が実ることを心から祈っています。
ソチ
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