ソチ
内定者の就活についてインタビューをする企画の第7弾です。
今回は、地方国立大卒で大手化学メーカーから内定をもらったガガさんにインタビューをします。
ガガさんの就活についてくわしくインタビューするので、就活の参考にしてみてください。
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目次
大手化学メーカー内定者ガガさんの基本情報
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ガガさんの基本情報はこのようになっています。
- 名前:ガガ
- 性別:男
- 大学:地方国立大
- 文理:文系
- 就活開始:大学3年12月
- 就活終了:大学4年6月
- 志望業界:メーカー
- 受けた業界:メーカー(主に化学・素材メーカー)
- 志望職種:事務系総合職
- インターンシップ参加社数:3社
- OB訪問数:3人
- エントリー数:10社
- 面接数:8社
- 内定:3社
- 入社企業:大手化学メーカー
- 活動費用:10万円
- 学生生活:サークル△、留学経験◯、長期インターン◯、部活動×、その他◯(アルバイト)
- ESや面接で話したエピソード:留学での経験、インターン経験、居酒屋でのアルバイト経験
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大手化学メーカー内定者ガガさんの就活の進め方
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就活の進め方として、具体的に以下の4つを聞いてみます。
- 自己分析のやり方
- メーカーの志望理由
- エントリー企業の決め方
- いまの内定先を選んだ理由
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自己分析のやり方
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自分がどういう時に喜怒哀楽を感じていたかを考え、今までの経験の中で一番喜んだこと、怒ったこと、悲しかったこと、楽しかったことはなんだったかを考えました。
そうすることで、自分の感情がどのようなときに変化するのか、ということがよくわかり、自己理解に繋がりました。
そのほかには、他の人には自分がどう見えているかを知るために、非常に仲のいい友人からそこまで仲良くない人まで、自分はどういう人間だと思うかを尋ねました。
あまり仲良くない人にも聞いたのは、自分をさらけ出せない人には自分がどのように映っているのか、どのように振舞っているのかを知るためです。
ただし、そこまで仲良くない友人にこれを聞く際には、ズバズバものを言う人に聞くように心がけました。
というのも、あまり仲良くないような人だと微妙に気を使われ、あまり意味がない意見を言われてしまうと可能性があるため、どのような関係の人間にもズバズバはっきりとものを言ってくれる人の意見の方が参考になる、と考えていたからです。
こうすることで、自分がどのような人間なのか、どのような人間に見えているのか、ということをしっかり理解できたと思います。
メーカーを志望した理由
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もともと漠然とメーカーに興味はあったのですが、最終的には消去法に近い形でメーカーに決めました。
というのも、私は仲介業のような手数料ビジネスが好きではなく、自分自身形のあるものを扱う仕事をしたかったので、最終的にメーカーにたどり着きました。
特にメーカーの中でも化学・素材メーカーに目をつけました。
その理由は単純に面白いモノを扱っているということと、海外展開にかなり昔から積極的であり、海外赴任のチャンスが多く存在する、ということでした。
あと、自分は天邪鬼なので、商社や金融、飲料食品メーカーなど、非常に人気がある皆の注目がいくところは絶対に行きたくなかった、というのもあり、メーカーの中でも文系の人にとってはあまりピンとこない化学・素材メーカーを志望していた、というのもこの業界を志望していた理由の一つです。笑
エントリー企業の決め方
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まず、当然かもしれませんが内定をもらってもあまり行きたくない企業は受けないようにしていました。
また基本的には関心のある化学・素材メーカーしか受けない、というスタンスでいました。
あとは、自分は地方の学生であるため、東京で就活をするだけでお金がかかりました。
それに加えてほかにやりたいことがあり、極力就活に時間をかけたくないとも思っていました。
こういったことから、お金も時間も極力かからないようにエントリーして受ける企業の数は10社程度にしようと決めました。
今の内定先に入社することを決めた理由
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入りたくない企業は全く受けておらず、どの企業も入りたいと思える企業だったので、非常に迷いました。
しかし、その中で会社全体の雰囲気や会った社員さんの雰囲気で企業を差別化しました。
大手化学メーカー内定者ガガさんの選考対策
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選考対策のやり方として、以下の4つを質問してみます。
- エントリーシート対策
- WEBテスト対策
- グループディスカッション対策
- 面接対策
エントリーシート対策
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エントリーシートは誰が読んでも同じように解釈できるような文章を書く必要があると思います。
なので私は友人や社会人の方々など、多くの人に自分のESを見せ、添削してもらうようにしていました。
あとはUnistyleやOneCareerなどに載っている過去の通過ESを見て、共通点を見つけ、企業ごとにどのようなことを書いている人(どのような特性を持つ人、どのような文章を書く人)を通過させているかをおさえ、自分の文章にも取り入れられれば取り入れるようにしていました。
こういった対策のおかげなのか確かなところわかりませんが、ESで落ちることはほとんどありませんでした。
WEBテスト対策
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SPIや玉手箱の対策はSPIノートの会の参考書を使用していました。
確か『これが本当のSPI3だ!』という本と、『8割が落とされる「Webテスト」完全突破法』という本です。
苦手分野はあまりなかったので、それを1周して苦手なところをテストを受ける前に見直す、という風にやっていました。
【主要3方式<テストセンター・ペーパー・WEBテスティング>対応】これが本当のSPI3だ! 【2020年度版】
必勝・就職試験! 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【1】【2020年度版】
そのほかに、TG-WEBというテストも受けたのですが、これが非常に苦手でした。
このテストの計数問題の参考書としては国家公務員の参考書を使用していました。
具体的にどの問題集を使用していたかは忘れてしまったのですが、おそらく『上・中級公務員標準数的推理―基礎から体系的に学べる“基本書”』を使っていたと思います。
上・中級公務員標準数的推理―基礎から体系的に学べる“基本書”
グループディスカッション対策
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意見を主張したり、発案することが苦手で、グループディスカッションには非常に苦しみました。
そこで私は何も思いつかないときは人の意見に何かを少し付け足しその意見を磨くことや、話が脱線しないように話し合いのまとめをするなどして、主にファシリテーターの役割につくことを意識していました。
最後までグループディスカッションへの苦手意識はなくなりませんでしたが、先に挙げたことを意識することで通過率を上げることができました。
面接対策
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面接対策として模擬面接をやったこともあるのですが、正直模擬面接ではあまり緊張感を感じることができず、あまり意味がないと感じていました。
そこで、実際に合否の出る面接で緊張感を感じながら面接を受ける必要があると考え、冬〜春のインターンの選考にエントリーしまくり、面接慣れするまで面接を受けまくりました。
加えて、企業によっては面接のフィードバックもくれるので、それも参考にして改善していきました。
ちょうど冬〜春インターンの時期から就活を始めたので、バンバン落ちまくってめちゃめちゃ凹みましたが、その経験がなければ本選考は悲惨な結果になっていたと思います。笑
また、面接通過のコツ、というほどではありませんが、質問に対しては自分が思ったこと、正直に考えたことを伝えるように意識していました。
これは、自分の気持ちを偽っても意味はないし、それで内定を得られても企業との相互理解に齟齬が生じ、あとあと後悔してしまうと考えていたためです。
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大手化学メーカー内定者ガガさんの就活を振り返って
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就活を振り返ってもらうために、以下の3つを質問してみます。
- 就活で重要なこと
- 就活で後悔していること
- 就活に役立った就活サービス
就活で重要なこと
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就活で最も大切なことは見せ方・伝え方だと思います。
面接という短い時間で企業側も就活生の全てを理解できるわけではないと思います。
そういったところでは、一番重要なのは伝え方や見せ方だと考えています。
また、企業の方に実際話を聞いていると、一部輝かしい実績を持つ人たちを除いて、就活生が学生時代にやってきたことの凄さにそこまでの差異はない、ということでした。
なので、話を盛ることで自分を大きく見せるのではなく、見せ方や伝え方で自分を大きく見せることが重要なのではないか、と思います。
なので、自分に自信を持って毅然とした態度で面接を受けるといいのではないのでしょうか。
就活で後悔していること
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就活をしていた当時はこんなものにあまり時間を割きたくない、と思っていたのですが、今思うと就活にじっくりと時間をかけても良かったのかな、と思います。
加えて、特に商社や金融の業態が嫌いで、全く見ていなかったので、毛嫌いせずにもっと色々な業界を見ておけば良かったかなとも思っています。
もしも、もう一度就活ができるのであれば、幅広い視野を持って、もっと早くから就活、というかキャリアを考えるようにすると思います。
おすすめの就活サービス
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1位:ONECAREER
過去のESを参考にしたり、面接の内容など選考体験記を読み込んで対策に生かしたりしたいました。個人的な感想ですが、参考になることが多かったので、面接などを受ける前に一度見てみることをお勧めします。
2位:みん就
自由に書き込みができるので、全ての情報を鵜呑みにするのは禁物ですが、色々な情報が手に入ることが多いです。一番参考になったのは、他の人がESや面接の合否通知が来ているかどうかの情報でした。サイレントお祈りをする企業の場合でも、自分には連絡が来てないから落ちたのだな、と大体把握することができます。
3位:Unistyle
ESが非常に豊富で、ES執筆の際に非常に参考になりました。
4位:就活会議
ESや選考体験記が参考になりました。
5位:なし
特にありません
大手化学メーカー内定者ガガさんから就活生にメッセージ
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こんなことを言ってしまっては元も子もないかもしれませんが、就活は最終的には運と縁だと思います。
なので、選考の結果で一喜一憂すべきではないと思っています。
当然、自分の実力を出し切ることは必要です。
もしも緊張等で全力を出せずに落ちてしまったのであれば、しっかり反省し、次に生かしましょう。
ですが、全力を出しても落ちてしまった場合には、縁がなかった、と割り切ることも重要だと思います。
一番いけないのは、落ちてしまうことで自分に自信を失ってしまうことだと思います。
そのような状態になると不合格が続いてしまう負の連鎖に陥ってしまうこともあります。
なので、できるだけ落ち込まないように、自分を鼓舞し、自分を信じ、時には他人の力も借り、納得のいく結果残せるよう最後まで頑張ってください!
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様々な内定者の就活体験記を参考にしてみてください。
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