ソチ
内定者の就活についてインタビューをする企画の第5弾です。
今回は、地方国公立卒で大手海運会社から内定をもらったベッキーさんにインタビューをします。
ベッキーさんの就活についてくわしくインタビューするので、ぜひ就活の参考にしてみてください。
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目次
大手海運会社内定者ベッキーさんの基本情報
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ベッキーさんの基本情報はこのようになっています。
- 名前:ベッキー
- 性別:男
- 大学:地方国公立
- 文理:理系
- 就活開始:大学2年6月
- 就活終了:大学4年6月
- 志望業界:テレビ、商社、完成車メーカー、海運
- 受けた業界:同上
- 志望職種:総合職、技術総合職
- インターンシップ参加社数:10社
- OB訪問数:1人
- エントリー数:100社
- 面接数:20社
- 内定:2社
- 入社企業:大手海運会社
- 活動費用:80万円
- 学生生活:サークル◯、留学経験×、長期インターン×、部活動×、その他×
- ESや面接で話したエピソード:サークル活動、アルバイト(塾講師)について
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大手海運会社内定者ベッキーさんの就活の進め方
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就活の進め方として、具体的に以下の4つを聞いてみます。
- 自己分析のやり方
- テレビ、商社、完成車メーカー、海運の志望理由
- エントリー企業の決め方
- いまの内定先を選んだ理由
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自己分析のやり方
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最初は一般的な自己分析の方法である幼少期からの思い出を順に書き連ねていました。
しかし、あまりしっくり来なかったので今度はその経験で自分が何を感じたのかなどを整理していきました。
さらにその当時の思い出と直近の自分の感覚を比較して共通点を見つけだし、それをとりあえずは自分の特性としておきました。
ここでの大きなポイントとしてはあまり明確に自分をこう言う人間であると決めつけなかったことだと思います。
自分を表す抽象的なキーワードを数個だけ作っておきました。
テレビ、商社、完成車メーカー、海運会社を志望した理由
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一番はお金だったと思います。
最初の業界研究の段階ではしたい仕事などが明確になかったので給与や待遇が恵まれてる業界を志望していました。
ただ、そんな高給な業界の中でもどうしても自分の興味の持てなかった業界(金融、IT、ゼネコン)などを省いていきました。
さらに、業界研究でその業界での働き方(仕事内容)や体質(激務具合など)を研究し、自分の理想の働き方に近いものをピックアップしていった結果が上記の業界となりました。
エントリー企業の決め方
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100という数字に特に理由はありません。
就活を始める前から自分はいくつも希望の企業に内定を頂いてその中から行きたいところに行くという理想の就活はできないだろうと思っていました。(出来たらいいなとは思ってはいましたが)
とりあえず数撃つために弾を増やしておこうとエントリーをし続けていたらいつの間にかこの数字になっていたという感じです。
その際のエントリーの基準は二つあります。
一つは上記の通り待遇面での選択です。こちらは事前に選んだ業界の中からもそうですが、それ以外にも好きでも嫌いでもにない中間ぐらいの業界(食品、ゲームなど)や飛びぬけて給与の良い企業にエントリーしました。
もう一つは私自身が理系という事もあったので、保険と言う意味で完成車メーカーやその部品メーカーもエントリーをしました。
今の内定先に入社することを決めた理由
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2社のうち、1社は初めから滑り止めの企業でしたのでこの二択で悩むことはありませんでした。
海運会社は元々行きたかった業界でさらにやりたかった職種と言うこともありまして、ここに受かれば行こうと決めていました。
ただ、それまでは結構ブレブレだった気もします。
選考の早いテレビ業界を受けていた際はここに受かれば行こうと思っていましたし、他にも商社やメーカーに目移りし企業の選考状態によって希望業界が変わっていたと思います。
人にはよると思いますが、あまり一つの企業や業界に固執しないことも手だと思います。
大手海運会社内定者ベッキーさんの選考対策
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選考対策のやり方として、以下の4つを質問してみます。
- エントリーシート対策
- WEBテスト対策
- グループディスカッション対策
- 面接対策
エントリーシート対策
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まず数をこなすことが重要です。
私の場合は練習で書くということはせず基本的にはインターンや選考のために書き、その結果を受けて自分で反省をするようにしていました。
しかし、それでも通らない場合は必ず、一度は添削をしてもらうべきだと思います。そうしてレベルを上げていきました。
WEBテスト対策
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ESと同様に実践で経験を重ねていきました。
とはいえその前に一応練習もしていました。(比率としてはこっちの方が少ないです)
その中で最もいい練習になったのはリクナビなどのアプリの中にあるwebテスト対策の問題集です。
スマホで隙間時間に簡単に見直しができるのでおすすめです。
グループディスカッション対策
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対策としては学内、学外含め様々な環境で練習をしていました。
本番ではどんな人間と当たるかは分からないのでそれを見越して積極的に練習に参加するようにしました。
また、役職もタイプキーパーや書記などを全て経験することでオールマイティに活躍できるように対策しました。
その中でコツを上げるとするなら、キャラの使い分けです。
冷静でいることは大事ですが、それが強すぎて口数が少なくなってはマイナスです。かと言って積極的に話し過ぎても良くはないと思います。
特にGDは周囲の人間が大きな要因となるので、その時その時のメンバーに合わせて柔軟にキャラを変えられる位のメンタルが必要だと思います。
面接対策
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実践の前に学内の方で面接練習を行い本番で調整していく。そしてまた反省する。
このPDCAサイクルをひたすら回していました。
ただそれでも落選が続く場合は自撮りをして自分の発表を確認していました。
必要であれば、面接の内容やそれに対する自分の回答などをメモしていると反省が捗ると思います。
コツについてですが私の場合は、いつ必死になるかだと思います。
熱意の伝え方が分からない時、どうしても適切な言い回しが分からず月並みの面接になってしまいました。
そうして落選が続く中で、もう後がないと実感した時、私は本気になれたと思います。
その時の面接での発言は自分でもびっくりする位気持ちが篭った物でした。
ここまで行けると多分どこの企業でも受かると思います。
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大手海運会社内定者ベッキーさんの就活を振り返って
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就活を振り返ってもらうために、以下の3つを質問してみます。
- 就活で重要なこと
- 就活で後悔していること
- 就活に役立った就活サービス
就活で重要なこと
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海運会社といいますが、僕の場合は現業職(船に実際に乗る仕事)の自社養成の枠です。
そのため極端に採用枠が少ないので、他の受験者と明確に差別化をする必要がありました。
まずは当たり前ですが、説明会やOB訪問で仕事内容をしっかりと把握することです。
現業職は半年から一年近く船に乗りっぱなしなので精神的な強さが求められます。
そこで、言葉ではなく口調や態度でその適性を示すようにしていました。
また古い企業でもあるので、論理性や整合性よりも熱意や心がけをメインに話をしたのも有効だったと思います。
就活で後悔していること
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受けた企業の数や業界もバラバラだっただけに序盤で受けた企業への熱意はかなり低かったと思います。
私の場合はギリギリで志望業界に滑り込むことが出来ましたが、これでダメであったら後々かなり後悔をしていたと思います。
ですのでもう一度就活するのであれば、もう少し業界を絞って集中するようにするか、熱意を伝える練習(演技や表現方法を含めて)を十分にするように意識すると思います。
あとは、就活でもっと他校の人と友達を作りたかったです。
おすすめの就活サービス
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1位:VISITS OB
最も出会うことが出来ました。OB以外の人とも積極的に会うことが出来ます。
2位:地方のミカタ
主に地方の学生が使うサイトで、東京での就活に便利が良い。シェアハウスやカフェスペースなどは情報収集や時間潰しに非常に便利
3位:offerbox
大手でも学歴関係なく結構見てくれる。ただ、そこからさきのオファーまで繋がりづらかった。
4位:キミスカ
スカウトの種類が複数あるので、自分がどれくらいの人間なのかを把握しやすかったです。
5位:就活会議
ESなどの参考や面接での質問内容や雰囲気を見ることが出来た。他の評価サイトと比べてもあまり差はないと感じる。
大手海運会社内定者ベッキーさんから就活生にメッセージ
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僕の学歴は俗にいう高学歴ではなく、就活当初は自信もほとんどありませんでした。
また、理系と言うこともあり将来は研究職やエンジニア系の仕事につくものとばかり思っていました。
実際、就活市場では学歴や学部が及ぼす影響はほとんどないと思われます。(もちろん、ある所はあるとも思いますが)
そんな就活の中で大事なことは正しい情報を正しく理解することだと思います。
変な先入観や価値観は見直して、勝つ見込みのある勝負をすることが重要です。
特に地方学生は時間やお金にハンデがあるので、下準備をしっかりして挑む必要があると思います。
就活生の皆さんも一側面だけの情報や価値観にとらわれず、様々な情報から広い視野を持って職業選択を行うことをおすすめします。
是非悔いのない就職活動を行ってください!
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