ソチ
内定者の就活についてインタビューをする企画の第4弾です。
今回は、110人にOB訪問をした総合商社内定者の仮さんにインタビューをします。
仮さんの就活についてくわしくインタビューするので、ぜひ自身の就活に生かしてください。
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総合商社内定者仮さんの基本情報
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仮さんの基本情報はこのようになっています。
- 名前:仮
- 性別:男
- 大学:自称Fラン大学
- 文理:文系
- 就活開始:大学3年6月
- 就活終了:大学4年6月
- 志望業界:商社、コンサル、金融、IT
- 受けた業界:同上
- 志望職種:営業(商社)
- インターンシップ参加社数:4社
- OB訪問数:約110人
- エントリー数:18社
- 面接数:14社
- 内定:8社
- 入社企業:総合商社
- 活動費用:約15万円
- 学生生活:サークル×、留学経験×、長期インターン◯、部活動◯、その他◯(アルバイト)
- ESや面接で話したエピソード:アルバイト、部活、長期インターン
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総合商社内定者仮さんの就活の進め方
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就活の進め方として、具体的に以下の5つを聞いてみます。
- 自己分析のやり方
- OB訪問について
- 商社、コンサル、金融、ITの志望理由
- エントリー企業の決め方
- いまの内定先を選んだ理由
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自己分析のやり方
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リクナビや、ストレングスファインダー、キミスカと色々やってはみましたが、正直自分が思っていたことと重なっていました。
体育会系にありがちな自己理解ができていたタイプというか。なので自己分析についてはあまり注力しておりません。
ただ業界分析を通して、自らの新たに惹かれる部分を発見することができました。
そういう意味では、自己分析と業界分析は繋がっているので、自己分析が捗らないという人はまず業界分析をして視野を広げたほうが良いのではと思います!
OB訪問について
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基本はmatcherをめっちゃ使って相手を見つけてました。
あとは説明会でなんとか名刺をもらう。知り合いのお父さんに頼んで話を聞かせてもらう。ですね。
僕が良質なOB訪問を行えたのは、
- 人と話すのが楽しくて全く抵抗がなかった
- 訪問前の準備をしっかりとして、ある程度認めてもらう機会が多かった
この2つが理由だと思います。
OBがいない僕からすると、会った人は次のOB訪問への道しるべです。
何とか次の脈に繋げたい、、! そうなると、僕自身が「優秀で親しみやすい学生」である必要を感じました。
だって紹介する側からしたら変な学生は同僚に紹介し辛いですよね?
だからしっかり準備をして、基本的なマナーも全て抑え、「紹介しても大丈夫な学生」であることを常に意識してました。
もう一つ、明確な熱意を伝えてました。
「御社が第一希望なのだが、OBがいなくて非常に困っている!自分は〜部門に興味がある!知り合いがいたらぜひ紹介してほしい!」みたいな感じで。
「学歴は低いが、熱意があり、しっかりしていて紹介しても大丈夫そうな学生。ならば助けてあげよう!」 といった人の良心に頼るOB訪問をしておりました。笑
たまに断られることもありましたが、基本的には紹介してくださる方が多く、様々な方々にお話を伺いました。
本当に会っていただいた方々には感謝しております。
みなさんも感謝の気持ちだけは忘れずにOB訪問してくださいね\(^o^)/
商社、コンサル、金融、ITを志望した理由
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1つ目は、「いずれ経営に携わりたい(経営者になりたい)」という気持ちがあり、そのファーストキャリアとして悪くない業界だから。
2つ目は、これらの業界の待遇が比較的良いからです。
ITならば実用的な「スキル」を身につけることができる。
コンサルならば問題解決を通して事業を行う際に必要な思考法を身につけられる。
金融、特に銀行ならば経営者と接する機会が多く、そのマインドや知見を学ぶことができる。
総合商社ならば経営人材(リーダー)を欲していて、実際ビジネスを行うリーダーへ成長できる環境がある。と考えてました。
「いずれは起業したい」と思いつつも、家族が出来たり心境の変化があったりした時に勤め続けることができて、現段階で最も待遇の良い総合商社へ行くことに決めました!
エントリー企業の決め方
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関心を寄せていた業界ごとに、「最大手から順番に3〜5社程度、選考に間に合う企業」にエントリーしてました!
あとイケイケベンチャーも少々。
「最大手から順番に」の理由は「待遇が良いこと」と「優秀な人材が集まること」。
「選考に間に合う企業」と言ったのは、一部の外資系企業など応募しようと思った時には選考が終わっている企業が結構あったからです\(^o^)/
ベンチャーを受けた理由は、利用していた人材会社に勧められたからですね。
能力のある人材が適正配置されれば確かに裁量権はあると感じましたし、魅力的ではありました。
ただ、俗に言う「新卒切符」を使う気にはなれなかったですね。僕は慎重なので。まずは大手という気持ちが勝りました。
今の内定先に入社することを決めた理由
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先程も少しお話しましたが、「いずれは起業したい」と思いつつも、家族が出来たり心境の変化があったりした時に勤め続けることができるし、内々定獲得企業の中で、最も待遇が良かったからです。
また、働く方々も魅力的で優秀な人が集まっているように思ったのもあげられます。
本気で仕事にコミットすれば転職市場での市場価値も依然高いと聞いていますし、新卒で入る業界としてはトップレベルに良い業界であると感じました。
そしてモテる!!!(嘘
総合商社内定者仮さんの選考対策
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選考対策のやり方として、以下の4つを質問してみます。
- エントリーシート対策
- WEBテスト対策
- グループディスカッション対策
- 面接対策
エントリーシート対策
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外資就活とワンキャリアで高レベルなESを見て、バックグラウンドの似ている人の物を真似してみることですかね。
そこから自分専用にカスタマイズしていきました。
あとは添削です。
本命企業のESは信頼を寄せていた社会人の方々に添削していただきました。
気を付けていたのは、1枚のESをできるだけ多くの人に見てもらうことです。
人は不思議なもので、「ESを添削してください!」と言われると、そのESが完璧であっても何かケチをつけたくなるものです。
また1人に添削してもらうと、その人の主観も入りやすい。なので分散添削をしてもらって、最終的な文章は自分で決めました!
WEBテスト対策
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SPIテストセンターは有名な青い本を数週やり込みました!
僕は中学受験をしていませんでしたし、数学が得意ではなかったので必死でしたね。
その甲斐あって、SPIテストセンター採用企業はほぼ全て通りました。
玉手箱やGABは有名なオレンジ色の本を数週こなしました。
GABは英語が激ムズだったので、TOEICの勉強をしていて良かったと心底思いましたね。
必勝・就職試験! 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【1】【2020年度版】
グループディスカッション対策
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対策は数回練習会なるものに参加した程度です。
あ、あとケース面接の対策本を読んだのも力になりました。
通過のコツは、
- 他メンバーを仲間と信じる
- メンバー構成によって役割を変える
- 議論の方向性がズレてないか気を配る
- 協調性と論理性を意識
ですかね。偉そうにすみません。。
個人的に「主体性」は最低限しか求められていないなーと思う場面が多かったです。
それより「協調性」と「論理性」が評価されやすいなぁという感じですね〜。完全に僕の主観です\(^o^)/
面接対策
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社会人の方々にお願いをして面接練習を行いました!
3月くらいから。それまでにOB訪問をかなり行ってきたので、社会人の方々とお話をするのに慣れており、面接練習もスムーズにいった記憶があります。
志望動機をスクリプト化したり、自分の中で推敲するのももちろん大切ですが、面接に関しては結局人とどれだけ対話したのかが本番で出るのではないかと思いますね〜。
あと、OB訪問を受けていて思うことは面接を初めから上手く出来る人はそう多くないということです。
最初は上手く受け答えできなくても、徐々にできるようになるので根気強く練習に取り組んでください。
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総合商社内定者仮さんの就活を振り返って
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就活を振り返ってもらうために、以下の3つを質問してみます。
- 就活で重要なこと
- 就活で後悔していること
- 就活に役立った就活サービス
就活で重要なこと
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好奇心を持ち、自ら考え行動する力を養うことと、信頼できる方々に助言を仰ぐこと。ですかね。。偉そうにすみません。
何事にも興味を持って、まずは必死に自分で考えて行動してみて、壁にぶつかったら社会人の方々に頼る。
その繰り返しのように思いました。
今ブログを運営しているのですが、全くの初心者にも関わらず、はてなブログやアメブロではなく、ワードプレスを一から立ち上げました。笑
難しそうなことの方が興味が湧くので。 未だに分からないこともめちゃくちゃあり、反省と修正の繰り返しです。
しかし「困難に立ち向かう時、チャレンジする時、まずは自ら考え抜いて行動してみる」という姿勢はどの企業にも評価していただいたように思います。
もちろん自分でどうにもできないことについては、すぐに人に頼ってますが!!\(^o^)/
就活で後悔していること
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興味はあるのに選考を受けなかった企業があったことですね〜。外資系の企業です。
学歴で足切りされそうだったので、サマーインターンはビビって受けられませんでした。
しかし就活を進めるとともに、人気企業において高学歴の割合が高いのは、結果的なものであると感じるようになり、最終的にはあの時チャレンジしなかったことをほんの少し後悔しましたね。。。
まあ今考えても、当時の心境と学歴では尻込みしても仕方ないかなと思っております!笑
今の記憶を持ち直してもう一度就活をするなら、学歴で受ける企業は決めません!受けてみないと分かりませんからね!
おすすめの就活サービス
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1位:Matcher
OBが皆無の自分からしたらありがたすぎるサービスでした。
2位:外資就活
外資系筋肉コラム大好きです。内定者ES参考になります。あと内定者のTOEICの点数を円グラフ化したやつとか地味にいいですよね。
3位:One Career
業界まとめ記事が良いですね。アセマネ業界はまとめ記事で初めて知りました。
4位:News Picks
尖った記事をニヤニヤしながら見て、視野を広げてました。
5位:キミスカ
スカウトしてくれた企業の面接に何回か行ってみました。
総合商社内定者仮さんから就活生にメッセージ
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就職活動を茶番と言う人がいます。語弊を恐れずに言うと、大抵低学歴の方々です。
高校受験も茶番。大学受験も茶番。就職活動も茶番。
ではいつ僕ら(Fラン大学生)は本気を出すのでしょうか?いや、今でし(ry
今が正念場です。就活で人生は決まらないかもしれません。しかし決まる人もいます。
自分がどちらかは誰にも分かりません。
僕は就活を始めた時、大学受験の選択を間違えたと後悔していたので、尚更本気で取り組みました。
そして結果が出ました。
多少救われた気持ちになりました。
しかし「もしかしたら今の大学に行ったお陰で、行きたい企業に行けたのかもしれない。有名大学だったら埋もれていたかもしれない」そう考えるようになりました。
学んだことは「必死に取り組んだ過去の経験には必ず価値があり、本物の後悔はしない」ということです。
なので、今僕は大学の選択を後悔していません。大学受験当時自分なりに勉強して選んだ道なので。
みなさんも将来就職活動について振り返るでしょう。その時に「もっと一生懸命やれば良かった…」という風になって欲しくはないです。例え転職しても、新卒時の決断に後悔はして欲しくないです。
なので、茶番だとは思わずに必死に取り組んでください。応援しております\(^o^)/
まとまりがなくてごめんなさい!!
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